「DeeBoard for EC」 カラーミーショップアプリストアで提供開始
ディーテラー株式会社(以下:ディーテラー)は、Googleアナリティクス4に対応したGA4レポート「DeeBoard for EC」を、GMOペパボ株式会社(以下:GMOペパボ)が運営するネットショップ作成サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」のショップ用アプリケーションプラットフォーム「カラーミーショップ アプリストア」にて提供を開始した。
短時間で様々な角度からの分析が可能
「カラーミーショップ byGMOペパボ」を利用している事業者は、「カラーミーショップ アプリストア」から「DeeBord for EC(GA4対応版)」を導入することができる。
DeeBoard for EC(GA4対応版)では、商品別、性別、年齢別、デバイス別、曜日別、地域別の売上分析や、商品詳細ページの表示回数×カート追加数の分析などが可能。URLをクリックするのみで、まとまったレポートが表示されるとしている。
以下、サービスに関する概要は以下の通り。
◆【GA4対応】ページ切り替えのみで、収益や注文数、注文単価、商品の売上シェアがわかる
よく利用する分析期間や指標が事前に設定されているため、GA4初心者の方でもECサイトにとって重要なKPI「収益」「注文数」「注文単価」「カート追加率」などを確認可能。各指標の割合も表示しているため、売上シェア等もひと目で把握できる。
◆改善すべき商品詳細ページや流入を増やすことで収益に繋がる商品がわかる
商品詳細ページの表示回数×カート追加数を散布図で確認。「商品詳細ページの表示が多いにも関わらず、カート追加されない商品」があれば、商品詳細ページを見直す必要があることがわかる。また「カート追加されているにも関わらず、商品詳細ページの表示回数が少ない商品」があれば、商品詳細ページへの導線を強化することで、収益を改善できる可能性が高まるとしている。
◆サイト訪問時やサイト内で利用した検索キーワードがわかる
サイト流入時に使用した検索キーワードと、サイト内検索キーワードのレポートを活用することで、どんなキーワードでサイトに訪問しているか、サイト内でどんな商品を探しているかがわかる。サイト流入時のキーワードはクリック率や平均掲載順位がわかるため、SEOにも役立つとしている。
◆ノーコードでカスタマイズ自由
追加したい指標やディメンションをドラッグ&ドロップするだけで、グラフや集計表の追加が可能。Google広告やFacebook広告など、他のデータソースのレポートもまとめることもできる。
◆タグ設置なしですぐに利用可能
「DeeBoard for EC(GA4対応版)」は、Looker Stuidoで作成されたアクセス解析レポートであるため、Googleアナリティクスのアカウントと連携することでタグを設置することなく利用可能。
レポート画面について
提供しているレポートタイプは、今月・前月・前々月・過去13カ月などのよく利用する期間が設定されている「通常レポート」と、任意の集計期間で分析できる「期間指定レポート」の2種類を用意。
「ECサマリ」「EC時系列分析」「ECディメンション分析」「EC商品別売上」「サマリ」「PVとセッション」「ユーザーと新規ユーザー」「Eセッションとリピーター」「質の指標」「自然検索」「ページ分析」「LP分析」「サイト内検索」の合計13レポート×2レポートタイプ(通常、期間指定)のアクセス解析レポートが用意されている。
◆Webサイトサマリ/ECサマリ
◆ EC時系列分析 > 月別実績
◆「商品ページ表示回数」と「カート追加数」/ディメンション別収益
◆商品別収益と注文回数
◆計収益の日別レポート
上記のように全13レポート×2レポートタイプ(通常、期間指定)の計26個のレポートを買い切り30000円で利用することが可能となっている。さらに初期費用は0円であり、カスタマイズについては10000円と設定されている。
様々な角度からのサイト分析が可能であり、かつ短時間で見やすいレポートが表示されることは魅力的だ。「カラーミーショップ byGMOペパボ」を利用する事業者の多くが、「DeeBord for EC」の導入によって運営効率化を実現することが期待されるだろう。