越境ファッションEC【60%】が創業4年で取り扱いブランド数1000を突破
オンラインセレクトストア「60% - シックスティーパーセント」が、創業4年弱で入店数1000ブランドを突破したことを公表した。
出店数も年次250%で増加
「アジアのファッションを世界のメインストリームに」というミッションを掲げて厳選したアジア発のブランドを集め、Z世代の顧客を中心に支持されているオンラインセレクトストア「60% - シックスティーパーセント」が、創業4年弱で入店数1000ブランドを突破した。
同プラットフォームは、韓国ブランドを中心にインドネシア、台湾、タイなど、アジア10カ国以上から日本で入手困難なブランドを取り扱っている。今回、1000ブランド突破を記念し、韓国の人気イラストレーター「tree13」とのコラボレーションを実施。書き下ろしイラストの限定Tシャツやポスターなどと合わせて、60%に入店する人気ブランドの別注Tシャツなどのアイテムが期間限定で展開されるとのことだ。
韓国ブランド取り扱い数が国内最大規模に
60%は、“毎日入店”という運用で韓国を中心にアジアから日々様々なブランドが出店している。中には韓国の有名アイドルらが着用し入手困難となっている人気ブランドや話題の新進気鋭ブランドから既にアジアで知名度の高いメジャーブランドまで幅広いブランドを扱う。
取り扱いブランドは、社内の「キュレーター」による厳選と顧客からのリクエストも取り入れ拡大を行なっており、取り扱いブランドの半数以上は日本初上陸のブランドとなっているのも特徴だ。取り扱いアイテム数は約6万点を超え、レディース、メンズ問わず小物や雑貨アイテムなど幅広いアイテムを取り揃えている。
日本・アジア圏のZ世代から熱い視線
同社によれば、「60% - シックスティーパーセント」の顧客は90%以上が10〜20代で構成されており日本を中心に主にZ世代の若者が多く利用しているという。同社が運営するSNSアカウント(TiktokやInstagram等)の総フォロワー数は30万人を超え、年に2回実施されるオフラインでのポップアップストアではZ世代を中心に2日間で述べ1500人超の来場者数を記録(2022年7月に渋谷ヒカリエで展開したポップアップ)。
3時間以上の待機列が出来るほどの話題を呼ぶイベントとなり、オンライン、オフライン問わず10〜20代に対して高いエンゲージメントを獲得したという。熱度を高める越境EC市場において、特にZ世代から注目と支持を集める同プラットフォームだが、公表された数字からも、その勢いが伝わってくる。今後、同プラットフォームのさらなる成長と展開に各方面から視線が注がれることになりそうだ。