Omni Hub、Shopify上の会員情報をスマレジに連携する機能をアップデート

ECのミカタ編集部

株式会社フィードフォース(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田耕司、以下「フィードフォース」または「同社」)は、同社の「Omni Hub」について、Shopifyで構築したオンラインストア上に登録されている会員情報データをスマレジに連携できる「会員項目連携機能」をアップデートしたことを公表した。

Shopify上に登録された情報を店舗で確認可能に

Shopify(ショッピファイ)とスマレジ間のオムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」は、Shopifyで構築したオンラインストア上に登録されている会員情報データをスマレジに連携できる「会員項目連携機能」をアップデートした。これにより、オンラインストア上に登録されている「電話番号」「メールアドレス」「社員ランク」も、スマレジに連携できるようになった。

会員項目連携機能とは、Shopify上に保有されている会員情報データの中から、スマレジ(店舗POS)側でも確認したいデータを指定することで、Shopify上のデータをスマレジに連携できる機能だ。

Omni Hubを利用するマーチャントから、「オンラインストア上の会員データを店舗での接客に活かしたい」という要望が数多く寄せられていたという。同社は、店舗とEC間で発生する顧客情報の分断を解消して一元化することで、より良い顧客体験の提供や顧客との深い関係構築の実現に貢献できると考え、2023年2月に同機能をリリースしたとしている。

機能アップデートについて

機能アップデートについて

今回の機能アップデートにより、既に連携可能な「会員ランク」や「生年月日」に加え、「電話番号」「メールアドレス」「社員ランク」の情報も連携できるようになった。連携項目の追加により、例えば以下のような接客・施策が実現できるようになるとしている。

▶来店したお客様へのご連絡が必要な時に、オンラインストアに登録されている「電話番号」や「メールアドレス」を使用する

▶「社員ランク」機能を転用し、会員属性に応じた自動割引を行う

※施策実施には他のShopifyアプリの利用が必要になる場合がある。

今後も機能を追加予定

またOmni Hubでは、オムニチャネルでの店舗運営に貢献する下記機能の追加を予定しているとのことだ。

▶クロスユース分析、店舗別会員証提示率などのレポート機能

▶EC購入、店舗受け取り(BOPIS)サポート機能

▶来店チェックイン機能

今後もOmni Hubでは、事業者やユーザーの視点に立った積極的な機能アップデートを通じて、より多くの事業者様が便利な購買体験を提供できるように努めて行くとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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