三菱商事ロジスティクスが「Teachme Biz」を導入
マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」を提供する株式会社スタディスト(以下:スタディスト)は、三菱商事ロジスティクス株式会社(以下:三菱商事ロジスティクス)がTeachme Bizを導入したことを発表した。
スムーズで分かりやすいマニュアル作成を実現
クラウド型のマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」は、企業のマニュアルの作成、管理を効率化することで、生産性を大きく向上させるソリューションである。手順書の作成時間を大幅に削減するだけでなく、人材育成効率化や顧客満足度の向上など様々な成果が報告されており、1社あたり月額 50000 円(税抜)から利用可能となっている。
三菱商事ロジスティクスは「Teachme Biz」の導入について、以下の点を評価した上で導入を決定したとしている。
◆シンプルで分かりやすいユーザーインターフェイス
「Teachme Biz」は手順をひとつずつステップ構造で表す形のため、理解しやすく、変更が発生した際の更新も容易に可能。
◆画像と動画を組み合わせて分かりやすいマニュアル作成が可能
画像、動画を組み合わせて最適な方法で作業手順を伝えることができる。アプリ内で画像や動画の編集も可能で、スムーズに分かりやすいマニュアル作成を実現。
離れていても安心して業務を任せる
今回「Teachme Biz」の導入にあたって、三菱商事ロジスティクス担当者である竹田美幸氏は以下のようにコメントしている。
「DX営業部では、主にEC事業者様向けに倉庫から配送までの物流サービスを展開しており、最近ではこれまで手掛けている総合通販に加え、定期通販や越境ECにその取扱い範囲を広げております。4月には本社から距離のある九州に拠点を構え新たな業務を開始することから、現場内での人材育成と業務習熟度平準化ができ、その後顧客向けに現場マニュアルの開示を行うことでサービスの安心材料としても活用できる、このツールを使うことにしました。手順を可視化した誰にでも分かりやすいマニュアルを作成できること、また関係者全員が『何時でも・どこでも・誰でも』一律で確認できることから、離れていても安心して業務を任せることが出来ます」
三菱商事ロジスティクスでは「Teachme Biz」の活用を通じて業務標準化および作業品質の向上を進めることで、安全・安心を確立し、顧客である荷主企業の満足度向上につなげたいと考えている。2023年4月に福岡で開始する新規案件だけではなく、6月以降に横浜の京浜事業所においても活用していく予定だ。
首都圏の大型マルチテナント型物流施設は2022年末時点で228棟となり、2023年まで3年連続で過去最高を更新する見込みである。このことでテナント企業の選択肢は広がり、より対応品質の高い物流施設が求められる上、人材の不足も懸念されている。
今回「Teachme Biz」の導入によって、入荷、検品、ピッキング、出荷など倉庫内で発生するあらゆる業務をマニュアルにまとめ、スタッフの早期育成と作業品質のさらなる向上を目指すことが可能となるだろう。今後の動向に注目したい。