「DHLサプライチェーン」と「日東電工」 LLPの5年契約を2026年3月まで延長

ECのミカタ編集部

DHLサプライチェーン、日東電工との国内物流に関するLLPパートナーシップ契約を延長

DHLサプライチェーン株式会社(以下:DHLサプライチェーン)は、日本有数の高機能材料メーカーである日東電工株式会社(以下:Nitto)と、2018年4月に締結した日本国内におけるリード・ロジスティクス・パートナー(以下LLP)の5年契約を更新し、2026年3月まで延長したことを発表した。

Nittoの目指すESG経営にも貢献

本契約の延長にともない既存の製品物流業務に加え、これまでNittoの子会社である日東ロジコム株式会社、日東ビジネスエキスパート株式会社が担ってきた資材物流業務、生産物流業務についてもDHLが継承することとなる。

今回の契約について、DHLサプライチェーン取締役副社長である藤岡康郎氏は以下のようにコメントしている。

「主要な事業領域において世界トップクラスのシェアを誇るNittoのLLPパートナーとして、契約を延長いただき、大変光栄に思います。2018年4月にスタートしたNittoとのパートナーシップは、物流業務、コスト、品質の可視化やKPIなどの計数管理体制を強化、また、物流コストや業務プロセスの合理化を達成することができました。今回契約の延長に伴い、新たに、資材物流業務、生産物流業務もLLPパートナーシップのスコープに追加することとなり、Nittoに新たな価値をご提供できることや、グローバルで展開している物流業界の代表としてDHLが積極的に取り組んでいるESGの様々なプログラムをNittoとも共有することで、Nittoの目指すESG経営にも貢献できると考えています」

顧客ニーズに合わせたソリューションを提供

DHLサプライチェーンが提供するLLPサービスでは、顧客の既存ネットワークに効率的な物流プロセスを導入し、エンドツーエンドの計画立案やサプライチェーン設計などの付加価値サービスを提供する。

その他にも、主要業績評価指標(KPI)に基づく品質管理やコスト管理の可視化、業務プロセスの標準化、他の顧客との共同化、様々なデジタル技術やデータ分析などの取り組みにより、サプライチェーン全体を包括的に管理し、顧客が需要変動に効率的に対応できるよう支援。

DHLサプライチェーンは、世界中のオペレーションを通じて培った知識や専門性を活かして、日本国内でも顧客ニーズに合わせたソリューションを提供し、国内における事業を拡大・強化してきた。最先端のITソリューションやプロジェクト管理手法が活用されたサービスにより、今後も人々とビジネスを確実に繋ぎ、グローバルでサステナブルな物流を拡大していくことが期待される。


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