eギフト販売チャネルとしてカレンダーシェアアプリ「TimeTree」と連携開始

ECのミカタ編集部

株式会社ギフティ(本社:東京都品川区、代表取締役:太田睦、鈴木達哉、以下「ギフティ」)は、eギフト販売システム「eGift System」と、株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川泰斗、以下「TimeTree社」)の提供する「TimeTree」がシステム連携し、「TimeTreeギフト」で、新たにギフティが取り扱うeギフトの提供を開始した。

自社eギフトをTimeTreeギフト内でも販売可能に

eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティは、eギフト販売システム「eGift System」と、TimeTree社の提供するカレンダーシェアアプリ「TimeTree」がシステム連携し、「TimeTree」内の新サービスとして2023年4月17日(月)より本格的にサービス提供を開始しているeギフト販売サービス「TimeTreeギフト」で、新たにギフティが取り扱うeギフトの提供を開始したことを公表した。

これに伴い、「eGift System」を導入しeギフトを発行する法人は今後、自社eギフトを「TimeTreeギフト」内でも販売することが可能となった。「eGift System」は、ギフティが法人向けに提供するeギフト販売システムだ。同システムを導入することで、法人は自社商品をeギフト化して発行することができ、発行したeギフトは自社サイト・アプリ上や、ギフティの個人向けサービス「giftee®」、法人向けサービス「giftee for Business」、また、ギフティが提携する外部プラットフォームなど、複数の販売チャネルでの流通が可能となるという。

連携概要

連携概要

「eGift System」との連携は、プラットフォームの機能拡充やクロスセルの観点から、プラットフォーマー側のベネフィットも大きく、ギフティではeギフトの外部販売チャネルとして、これまでも、ギフトECサイト、ポイント交換サイトなどとの連携を実施してきた。

今回、「eGift System」を導入しeギフトを発行する企業のさらなるeギフト流通拡大を目的として、ギフトとの親和性の高いイベントや記念日などを記録し共有するカレンダーアプリ「TimeTree」とシステム連携し、同アプリの新サービスである「TimeTreeギフト」を、販売チャネルに追加する運びとなったとしている。

広がるeギフトサービス

「TimeTree」は、共有とコミュニケーションにフォーカスしたカレンダーアプリだ。家族、パートナー、サークル、職場など複数人数の予定共有が手軽にでき、目的に応じたカレンダーを複数つくることが可能だ。2015年3月にサービス提供を開始し、2023年3月には登録ユーザー数が全世界で4500万、国内で2200万を突破しているとのことだ。

また2023年4月17日(月)より本格的にサービス提供を開始した「TimeTreeギフト」は、TimeTree社の新規事業であり、「TimeTree」アプリ内でeギフトを購入し、スケジュールを共有するユーザー間で贈り合えるサービスだ。

「TimeTreeギフト」では当初、「giftee®」でも人気の高い飲食系ブランドのギフトやECで利用できるギフトなど、「eGift System」を介して発行されたeギフト49ブランド249商品(2023年4月17日(月)時点)の取り扱いからスタートし、eギフトラインナップは今後も順次追加される予定だとしている。

ギフティは、eギフトの流通拡大を図るべく、「eGift System」を導入してeギフトを発行する企業の販路拡大につながる外部プラットフォームとの連携強化を、引き続き進めて行くとしている。また、企業へのeギフトサービスの導入・運営を推進し、eギフトの普及を通して日頃の気持ちを伝える手段として気軽にギフトを贈り合う習慣や文化の創出を目指すとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。


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