DHLジャパン、海外発送のための運送状やインボイスを簡単に出力できるサービスを提供開始

ECのミカタ編集部

DHLジャパン、スマホで持ち込み店舗からの海外発送を可能にするオンラインツールを提供開始

DHLジャパン株式会社(以下:DHLジャパン)は2023年4月27日より、スマートフォンなどのモバイル端末やPCで持ち込み店舗からの海外発送を可能にするオンラインツール「POS DIYサービス」の提供を開始した。

運送状やインボイスを簡単に出力

従来、持ち込み拠点から発送する際は、手書きによる運送状作成が必要だったが、「POS DIYサービス」の提供によって今後は、予めオンラインで発送情報を入力すれば、店舗で海外発送のための運送状やインボイスを簡単に出力できるようになった。

「POS DIYサービス」は、オンラインで発送情報を入力し発行される受付番号を店舗で提示すれば、運送状などの出力がその場で可能になる。あとは店舗にある無料の専用梱包材を使って、海外発送手続きが完了する。

海外発送ニーズの広がりに応える

DHLジャパン代表取締役社長のトニー・カーン氏は以下のようにコメントしている。

「中小規模のEC事業者や個人顧客増加による海外発送ニーズの裾野の広がりに応えるべく、日本全国の持ち込み拠点におけるサービス強化に取り組んできました。このたびの『POS DIYサービス』の提供開始により、お客様にとっての利便性の大幅な向上を実現できることを大変嬉しく思います」

DHLジャパンでは近年、越境EC市場の成長などに端を発した海外向け持ち込み荷物の急激な増加に対応し、日本全国の持ち込み拠点網の拡充およびサービス強化に取り組んできた。DHLパートナーサービスポイント数は現在、日本全国に157カ所と日本の国際エクスプレス業界で随一の拠点数を誇っている。「POS DIYサービス」の提供によって、海外発送の普及がより一層加速することが考えられるはずだ。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事