W２株式会社（以下：W２）が、次世代のマーケティング⼿法と⾔われる「ユニファイドコマース」の実現を⽬指した取り組みを開始した。

パーソナライズ化されたアプローチが可能に

W２が提供するOMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」、D2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」は、「LINE ミニアプリ」とポイント・顧客⼀元管理ASP「CROSS POINT」が標準連携されており、⼤きな追加開発費⽤をかけることなく利用できる。

「CROSS POINT」は、実店舗のPOSレジ（スマレジなど）と連携しているため、事業者には、ECサイトと実店舗の顧客情報の⼀元管理はもちろん、オンライン・オフラインの双⽅の顧客に対し、よりパーソナライズ化されたアプローチが可能となるとしている。

◆システムイメージ

EC事業の拡⼤に対応し続ける

◆対象サービス

▷OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」
▷D2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」

◆連携機能

▷「LINE ミニアプリ」
▷ポイント・顧客⼀元管理ASP「CROSS POINT」
▷⾼機能クラウドPOSレジ「スマレジ」

W２のECプラットフォームは「LINE ミニアプリ」や「CROSS POINT」を標準連携しており、利⽤する事業者は、会員情報やポイントデータの⼀元管理や、LINEアプリ上での会員登録やデジタル会員証の発⾏などの機能が利⽤可能となる。

また、W２のECプラットフォームと標準連携している「CROSS POINT」は、実店舗のPOSレジとも連携しているため、実店舗の購⼊履歴もECプラットフォームから確認できる。ECサイト・実店舗といったチャネルにこだわらないシームレスなショッピング体験を顧客へ提供できるだろう。

Ｗ２は、EC事業者の事業フェーズにはもちろん、時代の変化を⾒据えた拡張性の⾼いECプラットフォーム「W2 Unified」「W2 Repeat」を提供している。追加開発が必要な機能を標準連携しているため、EC事業の拡⼤に対応し続けられることが最⼤の特⻑である。

顧客ロイヤリティを⾼める可能性を広げる

今回の取り組みに対して、W２マーケティング本部プロダクトマーケティング部⻑の丸⼭陽氏は以下のようにコメントしている。

「『LINE ミニアプリ』や『CROSS POINT』との標準連携は、W２のECプラットフォームの強みのひとつです。これらの機能を⽣かすことで、ECサイトと実店舗の境⽬をなくし、お客様（エンドユーザー）が買い物をする際の煩わしさを解消することができます。今回のPOSレジ連携により、ECプラットフォームからお客様（エンドユーザー）の購⼊履歴を確認できるなど、顧客ロイヤリティを⾼める可能性がさらに広がりました。『ECサイトと実店舗の顧客データの活⽤がしたい』などのマーケティング戦略に課題をお持ちの事業者様は、ぜひ私たちのECプラットフォームをご検討ください」

「ユニファイドコマース」とは、オンライン・オフラインという概念にこだわらず、ECサイトや実店舗で取得したデータ（顧客情報・⾏動履歴など）を統合し活⽤する、顧客⼀⼈ひとりに価値ある購⼊体験を提供するマーケティング⼿法である。

現在の⽬まぐるしい変化を背景に、コマースの時流はリアル店舗やECサイトなどのチャネルの隔たりを感じさせず、シームレスな購買体験を提供する「ユニファイドコマース」へ向かっている。W２は、ステートメントである「コマースを前へ、⽣活を前へ、世界を前へ」の思いのもと、事業拡⼤に伴⾛するパートナーとして選ばれ続けるよう機能開発に注⼒するとしている。時代の変化を的確につかみ、新たな可能性を提示し続けるW２の今後に注目すべきといえるだろう。