オルビス株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：小林琢磨、以下「オルビス」または「同社」）は、ジェイアール東日本商業開発株式会社（本社：東京都立川市、代表取締役社長：小沼智子、以下「JR東日本」）が運営する『グランデュオ立川』にて、無人販売店舗『ORBIS Smart Stand』グランデュオ立川店をオープンすることを公表した。

『オルビスグランデュオ立川店』をリニューアル

オルビスは、JR東日本が運営する商業施設『グランデュオ立川』にて、オルビスの直営店舗である『オルビスグランデュオ立川店』をリニューアルし、無人販売店舗『ORBIS Smart Stand』グランデュオ立川店として2023年5月12日（金）よりオープンすることを公表した。

◆『ORBIS smart stand』グランデュオ立川店概要

・所在地：〒190-0023　東京都立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川1F

・営業時間：10:00～20:30（日曜・祝日 10:00～20:00）

・アクセス：JR立川駅南口から徒歩1分（直結）

※営業時間が変更になる場合がある。また館の都合により、臨時休館になる場合がある。

新しい顧客体験を提供する『ORBIS Smart Stand』

近年、販売職の人手不足という社会課題が深刻化しつつあり、非対面接客といったニーズへの対応も求められる中、コンビニエンスストア等をはじめ無人販売店舗の展開が増加している。今回、オープンする『ORBIS Smart Stand』グランデュオ立川店では、無人で欲しい商品を気軽に買い求められるスマートな利便性を持ちつつ、自分に合った美容のケア方法など顧客の悩みなどをビューティーアドバイザー（以下：BA）に対して気軽に相談できるという。

オルビスならではの『オンラインカウンセリング』サービスが受けられるコーナーも設置されるとのことで、ビューティを基軸としたパーソナライズなサポートを提供。テスターも用意され、オルビスの主要なスキンケア・美容液などのアイテムを自由に試せるとしている。同社によれば、『オルビスグランデュオ立川店』には、以前から多くの顧客が来店していたが、今後は、店舗だけではなくオンラインショップでの購入がメインの顧客にも気軽に立ち寄ってもらえるスポットになるとのことだ。

また、オンライン上でカウンセリングを体験してもらうことで、これまでBAと接点のなかった新しい顧客にとってもオルビスの「ここちよい接客」を実感できる機会となるとしている。さらに、省人化・省力化が可能となるため、人材不足の解消につながり、店舗におけるオペレーションコストの低減も可能となるという。

来店時に事前登録が不要

『ORBIS Smart Stand』は、株式会社TOUCH TO GO（本社：東京都港区、代表取締役社長：阿久津智紀、以下「TOUCH TO GO」）の無人決済システムを導入しており、事前の顧客登録などを必要としない仕組みを利用した無人販売店舗としては、オルビスをはじめ化粧品業界においても初の導入事例（2023年5月8日時点、オルビス調べ）となる。

また、オンラインカウンセリングサービスを受けることができるコーナーも設置することで、「無人販売店舗×カウンセリング」による、これまでにない新しい顧客体験価値の提供を実現するとしている。今回導入される、TOUCH TO GOの無人決済システムは、天井に設置された複数のカメラなどの情報から、入店した顧客が手に取った商品をリアルタイムに認識する仕組みだ。出口付近の決済端末のディスプレイ表示された購入商品の明細と合計金額を確認して決済ができ、ストレスなくスマートに買い物が可能となっている。

これまでも同社のオウンドメディアなどを通じて、顧客の悩みや「知りたい」に寄り添い、顧客との信頼関係を醸成してきたオルビス。今回の無人店舗の設置によってリアルとECを跨いだ展開がより深化し、さらに顧客に寄り添う企業・ブランドとして、その価値を高めることになりそうだ。