福岡県のおすすめ物流倉庫会社10選!急拡大する福岡の物流市場や選ぶポイントを解説

ECのミカタ編集部

福岡は日本の大都市の中で最もアジアに近い立地にあり、アジアの物流拠点として注目されています。また、福岡は東京や大阪など主要都市への交通アクセスも良く、物流コストを大幅に削減できるといった点から、日本国内においても物流拠点としての位置づけが強くなっています。この記事では、福岡における物流倉庫の重要性や市場の現状、おすすめの物流倉庫をご紹介します。

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福岡における物流倉庫の重要性

福岡がもつ物流拠点としての位置づけ


福岡は、東アジアの国々との交通・物流のハブとして位置づけられています。福岡空港を中心とした航空貨物輸送や、北九州港を中心とした海上輸送など、東アジアを中心に国際物流拠点としての重要な役割を担っています。

また、福岡市内には工業団地が多数あり、自動車産業や電気・電子機器産業など、さまざまな産業が集積しています。そのため、日本国内でも物流の主要な拠点として位置づけられています。

福岡の物流倉庫市場の現状


福岡の物流倉庫市場は近年のEC市場拡大や観光業の発展に伴って急速に拡大しており、需要に合わせて多様なタイプの倉庫が建設されています。しかし、東京圏や大阪圏と比べると供給量が少ないため、需要が高まる中で競争が激化しています。2019年から福岡の物流施設では空き室率0%が続いており、2022年第二四半期も依然0%の状態です。

引用:https://www.joneslanglasalle.co.jp/ja/trends-and-insights/investor/expanding-logistics-real-estate-in-fukuoka(JLL日本)

また、福岡市近郊の久留米市や筑紫野市などでも、物流倉庫の新設が進んでおり、市場規模が拡大していることがうかがえます。

福岡県で物流倉庫会社を選ぶ際のポイント

ポイント1.アクセス性


福岡県は九州地方の中心に位置し、周辺県とのアクセスが良好です。物流倉庫会社を選ぶ際には、主要幹線道路や高速道路、港湾施設へのアクセスが容易であることが重要です。これにより、物流の効率化とコスト削減が期待できます。

ポイント2.国際物流対応が必要か


福岡県はアジア各国との交流が盛んであり、国際物流が活発です。福岡で物流倉庫を検討する際には、とくに海外との取引を重視し、国際物流の対応が必須条件になる企業が多いでしょう。

福岡県内の物流倉庫市場は供給不足による競争が激化していることから、自社で国際物流の対応が必要ない場合には、あえて福岡を選ぶよりも近隣の地域も検討に入れてみることもひとつの方法です。

ポイント3.必要なサービス内容や契約の可否


アクセス性の高さや国際物流が効率的に行える点などから、福岡県内の物流市場は急拡大しており、空き室率0%が続いている状態です。そのため、自社の要望に合った物流倉庫が福岡県にしかない場合には、条件面でもマッチしているかやそもそも契約が可能な会社かどうかを事前に確認しておくことが重要です。

自社の物流において譲れない必須の条件や、妥協しても問題ない条件を事前に整理しておいたり、第一候補だけではなく、いくつか複数社を候補としてリストアップしておくとよいでしょう。

福岡でおすすめの物流倉庫

日西物流株式会社


https://www.nissei-cts.co.jp/
日西物流株式会社は、全国に8拠点・約7,000社の物流企業とネットワークを築き、独自の情報システムで車両を提供する幹線輸送を行っています。

3PL・保管事業では、ピアノなどの大型展示品から一般貨物まで幅広く対応。短期・長期保管やスルー便など、ニーズに合わせた対応が可能です。

初村第一倉庫株式会社


https://www.hatsumura.com/
初村第一倉庫株式会では、一般倉庫のほか機密文書保管事業や穀物サイロ、トランクルーム事業などを提供しています。保管から輸送までワンストップサービスが可能。陸海空の物流ネットワークを構築し、スピーディーにニーズに応えます。

駿和物流株式会社


https://syunwa.co.jp/
駿和物流株式会社では、集配・保管・物流加工から納品まで一貫した、物流アウトソーシングにも対応。自社開発の在庫管理システムを利用した3PLサービスを展開し、「在庫管理をすべて任せたい」といったニーズに応えます。また、百貨店や小売店への輸配送以外にも、値札付けから検品・館内配送など店頭まで届けてくれる納品代行サービスも展開しています。

株式会社リュウセイ


https://www.ryuu-sei.jp/index.html
株式会社リュウセイは、鮮魚やチルド・冷凍品などの生鮮食品の保管と輸送を得意としている会社です。市場向けの輸送から小売店まで幅広く対応。365日対応可能で、小ロットや小口配送も請け負ってもらえます。自社の流通センターでは仕分けやラベル貼り付け作業などの流通加工にも対応しています。

高千穂倉庫運輸株式会社


https://itsu.co.jp/
高千穂倉庫運輸株式会社では、長年の実績とノウハウを生かした物流センターの運用管理を行っており、365日24時間対応可能。デジタルピッキングシステムを運用したピッキング作業のほか、物流加工業務では値札付けやギフト商品の詰め合わせなどにも対応。温度管理された多機能倉庫を備えているので、お米や菓子などの保管にも向いています。

九州商運株式会社


http://www.kyushu-shoun.co.jp/
九州商運株式会社では、保管から輸送までワンストップでの実施が可能。危険物倉庫も所有しており、危険物の保管にも対応しています。冷凍・冷蔵・常温の三温度輸送を行い、さまざまなニーズに応えています。

株式会社ランテック


https://www.runtec.co.jp/
株式会社ランテックは、生鮮食品や冷凍食品を中心とした物流サービスを提供しています。1ケースからでも輸送可能なフレッシュ便や、特別な温度管理が必要な特殊輸送にも対応できるチャーター便も手配可能。倉庫は環境に配慮した冷却システムを採用し環境保全と省エネに取り組んでいます。

久留米運送株式会社


https://www.kurumeunsou.co.jp/
久留米運送株式会社は、物流システムの構築をトータルサポートする物流インテグレーションを提案しています。物流拠点から始まり、クライアントの物流ニーズを分析・提案するコンサルティングまで6つのコンセプトを掲げています。物流倉庫は24時間温度の監視と記録を行う徹底した定温管理倉庫で、インド変化に敏感な商品の保管に向いています。

株式会社ティー・エル・エス


https://www.tls-net.co.jp/
株式会社ティー・エル・エスでは、全国各地に常温・チルドセンターなどの自社倉庫を保有しており、徹底した温度管理サービスを導入しています。流通の無駄を無くすため、独自の流通システムで仲介マージンなどの大幅なコストカットを実現しています。

西鉄運輸株式会社


https://www.nishitetsu-unyu.co.jp/
西鉄運輸株式会社では、「戦略的アウトソーシング」を提供しています。物流ノウハウを提供し、クライアントの物流課題の解決を提案。物流システムの全体最適化を行います。物流センターでは検品から出荷作業までを体系化し、ハイクオリティー&ローコストの実現に取り組んでいます。

まとめ

福岡には、物流拠点としての地理的条件・交通インフラが整っており、多数の物流倉庫が存在しています。この記事では、さまざまな特徴や機能、豊富な設備やノウハウをもつおすすめの企業を紹介しました。

福岡の物流倉庫は、グローバルな物流ニーズにも対応できる企業が多く存在するので、海外への展開を考えている企業にもおすすめです。福岡の物流倉庫を活用することで、今後のビジネスにおいてもよりよい物流サービスの提供が可能となり、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

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