スニーカーブランド「atmos」がSTAFF STARTを導入

ECのミカタ編集部

株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小野里寧晃、以下「バニッシュ・スタンダード」または「同社」)は、Foot Locker atmos Japan合同会社(以下「Foot Locker atmos Japan」)に、スタッフDXアプリケーションサービス「STAFF START」の提供を開始した。

利用ブランド数は2100超

バニッシュ・スタンダードは、Foot Locker atmos Japanに、スタッフDXアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」の提供を開始した。「STAFF START」は、店舗スタッフによる自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするスタッフDXツールだ。

スタッフの投稿を通じたEC売上は可視化され、スタッフ個人や所属する店舗の実績として評価に利用しているブランド数は2100を超え、アパレルや化粧品、家具・家電、雑貨、サービスなど多様な業種・業界に拡大。2021年9月から2022年8月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通経由売上は、1529億円(同社調べ)を達成している。

ECと店舗間のコミュニケーションも強化

ECと店舗間のコミュニケーションも強化

EC/Digital事業部ディレクターの岡山暢祐氏から次のようなコメントが出されている。

「以前からSTAFF STARTの導入を検討していましたが、コロナの影響で店舗スタッフを最小限にしていたり、またECの売上が上がっていたこともあり他の改修を優先していました。ようやく店舗にお客様が戻り始め、店舗スタッフの増員もあったことからこのタイミングで導入を決めました。他社事例も豊富にありサポート体制もしっかりしていましたので安心して導入することができました。今まではECスタッフと店舗スタッフのコミュニケーションが少なく、在庫を奪い合っていた側面もありましたのでこれを機にコミュニケーションを深め、同じ方向を向いて進んでいくことを期待しています」

工数の大幅削減が可能に

atmosでは、以前よりスタッフによるスタイリング紹介に取り組んできたが、工数の多さや効果測定ができないといった運用面での課題があったそうだ。今回、STAFF STARTを導入することで、スタッフ一人ひとりが専用アプリを用いてスタイリング投稿ができるようになり、工数の大幅削減が可能になるとしている。

また、従来のシステムにはなかった効果測定の機能にも期待を寄せており、STAFF STARTの売上データを活用したインセンティブ制度の策定も進めているという。今後は、ECスタッフと店舗スタッフの繋がりを深めることにより、相乗効果を生み出し、顧客ロイヤルティ向上を目指す考えとのことで、STAFF STARTを通したECとリアル店舗をつないだ有機的な施策展開が加速することなりそうだ。


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