タイ向けのお菓子サブスクサービス「amechan」が開始 アイドルや漫画といった国内文化を総合的に販売

ECのミカタ編集部

越境EC(タイ向け)のお菓子のサブスクリプションサービス「amechan」を開始

株式会社ビーマップ(以下:ビーマップ)と流通大手株式会社ベルク(以下:ベルク)、坂道グループ等日本のアイドルをプロデュースしてきた株式会社Y&N Brothers(以下:Y&N)の3社共同で、タイの消費者へ日本のお菓子を届けるサブスクリプションサービス「amechan」を開始する。

国内市場向けの最新商品が毎月届く

「amechan」はタイの消費者向けに日本のお菓子を届けるサービスである。サブスクリプションに契約すれば、日本市場向けに販売している商品を中心に詰め合わせたオリジナルBoxが毎月届く。

サイトデザインやサービス名は、タイで最も有名な日本人の1人である佐野ひろ氏の意見を参考にしており、タイの消費者向けに特化したサービスとなる。

お菓子は日本の関東地区を中心に、130店舗以上のスーパーマーケットを構えるベルクが毎月厳選の上タイへ空輸。短い輸送時間で、最新のお菓子を届けられるようになっている。

また、19世紀後半のジャポニズムに学んで、包装紙の一部を日本のカルチャーである漫画、ファッション、アイドル雑誌の古紙を一部梱包で使用することを予定している。

文化を総合的に絡ませて販売する

文化を総合的に絡ませて販売する

ビーマップ代表取締役社長である、杉野文則氏は以下のようにコメントしている。

「昨今、世界では、日本のアニメの影響を受けた方、インバウンドで日本を訪れた方々が日本のカルチャー、食文化への興味を示しています。一方、アジア地区で、K-POP等で、韓国のアイドルをすきになった若者が、韓国の食文化、ファッションに興味を示して、それらを複合的に絡ませて韓国は積極的に輸出しています。日本のカルチャー、サブカルチャーも韓国にならって、総合的に絡ませて販売できれば、大きなビジネスになるのではないかと思い、本サービスを開始することとしました。人口が減っている日本で市場を探すよりも、世界が日本に興味をもっている今こそ、このようなビジネスに大きな可能性があるとおもい、本サービスをスタートさせます」

将来的には、日本のカルチャー、サブカルチャーと密接に結び付けながら、多くの日本製品を海外に送れるビジネスにするとしている。さらに、今後はタイだけではなく世界各国に向けてのサービス展開や、Y&Nによるアイドルを起用したプロモーションも予定。日本のお菓子を中心として国内文化の発信源となることが期待されるだけに、今後の動向に注目だ。


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