ecforce、ECデータ移行を自動化する「ecforce data transfer」を独自開発
株式会社SUPER STUDIO(所在地:東京都目黒区、代表取締役:林紘祐、以下「SUPER STUDIO」または「同社」)は、ECシステムの切り替えを行う際のデータ移行を自動化するツール「ecforce data transfer」を独自に開発したことを公表した。
ECシステム切替時のデータ移行を自動化
D2C支援事業やECプラットフォーム「ecforce」(イーシー・フォース)を提供するSUPER STUDIOは、EC/D2CメーカーがECシステムの切り替えを行う際のデータ移行を自動化するツール「ecforce data transfer(イーシーフォース・データ・トランスファー)」を独自に開発した。
同社によれば、「ecforce data transfer」を通して、ECシステムの切り替えを行う際にハードルとなる膨大なデータ移行を自動化し、正確かつ迅速なカートシステムの切り替えが実現できるとしている。
「ecforce data transfer」でできること
システムを利用して、既存のECカートシステムにあるデータをecforceのデータ形式に自動で変換する。
◆移行可能なデータ
顧客データ・商品情報などECカートシステムで扱うデータ全般。
◆データの自動移行が可能なECカートシステム
ecforce担当者に要問い合わせ。対応可能なシステムは順次拡大していく予定とのことだ。
システム移行の対応体制をさらに強化
ecforceでは、これまでEC/D2Cメーカーの売上向上や業務効率化を目的としたカートシステムの切り替えの相談が寄せられることが多く、その移行支援に対応してきたそうだ。ecforceへのシステム移行後のCVR上昇率は380%(同社調べ)と非常に高水準であり、現在も多くのEC/D2CメーカーよりECシステム切り替えの要望があるという。
しかし、ECシステムのデータ移行を行うためのプロフェッショナル人材の確保が難しく、全ての問い合わせに対応が難しいという課題があった。この課題を解決すべくSUPER STUDIOでは、ECカートシステムの切り替えに伴うデータ移行を自動化するツール「ecforce data transfer」を独自に開発したのだ。同ツールにより、ECシステムのデータ移行作業時間を1/16に削減できるため、要望への対応力が大幅に強化されるとしている。
また、多くのECシステム移行に対応できるよう人員体制の強化も進めているという。SUPER STUDIOでは2021年の資金調達以降ecforceの開発やサポート体制を強化するための人材採用活動を行ってきた。これまで課題だったプロフェッショナル人材不足の解消をするための採用活動に取り組み、2021年の採用活動強化以降ECシステム移行に携わる人員体制を2倍以上に増強したとのことだ。
同社は今後について、システムの機能アップデートと人員体制強化の両軸でEC/D2Cメーカーのシステム切り替え促進をサポートし、EC/D2C事業の成長に寄与するとしており、同社のEC事業者支援がさらに加速することになりそうだ。