小売チェーン向けECプラットフォーム「Stailer」、サイトをリニューアル

株式会社10X（本社：東京都中央区、代表取締役CEO：矢本真丈、以下「10X」または「同社」）は、同社のStailerが提供開始から3年を迎えたことを記念し、Stailerのサービス紹介サイトをリニューアルした。

大手スーパー・ドラッグストアなどが導入

小売チェーン向けECプラットフォーム「Stailer（ステイラー）」を提供する10Xは、Stailerが提供開始から3年を迎えたことを記念し、Stailerのサービス紹介サイトをリニューアルした。Stailerは、スーパーマーケットやドラッグストアといった小売・流通事業者向けのECプラットフォームだ。

ユーザー向けのアプリ、バックヤード向けのピックパック・配達管理アプリ、受注管理・在庫管理システム、BOPIS（店舗受け取り・ドライブスルー受け取り）など、小売ECの事業成長に必須なシステムをフルセットで提供し、サービスの開始以来、大手スーパーマーケット・ドラッグストアに導入されている。

ネットスーパー立ち上げに必要な機能を提供

先述のように、ネットスーパー・ネットドラッグストアの立ち上げ・成長を支援するプラットフォーム「Stailer」は、2020年5月の開始以来、大手スーパーマーケット・ドラッグストアに導入されてきた。当初は、都市型・エンタープライズ企業の問い合わせが多くあったという。その上で、コロナ禍を経て小売事業者のDX推進の機運が広まったこともあり、近年では地方や中小規模の小売事業者からの問い合わせも増加しているそうだ。

さらにサービス開始時には、モバイルアプリの提供に主軸を置いていたが、現在はネットスーパーの立ち上げに必要な「お客様アプリ」「スタッフアプリ（店舗作業・配送管理含む）」「管理画面」「商品マスタ」等の基本機能を広く備えたプラットフォームとして、オンライン事業の立ち上げに必要な機能を迅速に提供している。

今回、Stailerの紹介サイトでは、Stailerの機能のわかりやすい紹介に加えて、動画コンテンツ「動画でわかるStailer」や、導入企業のインタビューなどのコンテンツが公開された。ECにおいても生鮮食品の利用が広がっている。一方で、これまでEC化してこなかったスーパーマーケットなどの流通事業者は、EC展開におけるハードルもけして低くはない。同社のソリューションは、ネットスーパーの立ち上げを支援する要素が幅広く用意されており、今回の「Stailer」紹介サイトのリニューアルによって、さらにその訴求力を高めることになりそうだ。