Google Analyticsのデータを保存する「UAバックアップサービス」 12月に消失予定のデータも保管、閲覧可能に

ECのミカタ編集部

Google Analyticsのデータを保存・閲覧できる「UAバックアップサービス」を開始

スマートスタイル・コンプレックス株式会社(以下:スマートスタイル・コンプレックス)は、2023年7月1日にサービス終了を迎えるGoogle Analytics(以下:ユニバーサルアナリティクス)のバックアップ取得が可能となる、「UAバックアップサービス」の提供を開始する。

サービス終了後もグラフィカルにデータ確認が可能

サービス終了後もグラフィカルにデータ確認が可能

「UAバックアップサービス」は、株式会社ウェブジョブズの提供する「Analytics Backup by QA」を使用し、スマートスタイル・コンプレックスが管理するサーバーにユニバーサルアナリティクスのデータをバックアップする(※1)。

「UAバックアップサービス」にはビューア機能も搭載されており、ユニバーサルアナリティクスサービス終了後も、従来のようにグラフィカルにデータを確認可能となる。

ライセンスについては2年間保存タイプ、全期間保存タイプから選択、サービス価格は1ライセンス(1ビューあたり)22000円から、初期費用は60000円からとなっている。

※1:利用顧客が管轄するサーバーへの保存も可能

データ消失を防ぎ業務をサポートする

「UAバックアップサービス」を開始した背景について、スマートスタイル・コンプレックスは以下のようにコメントしている。

「ユニバーサルアナリティクスは全国50%以上のWebサイトに導入されている、無料で高機能なアクセス解析ツールですが、2023年7月1日にサービス終了を迎えます。(中略)一方で、ユニバーサルアナリティクスのデータはこのままだと消失してしまうことを認識されている企業様は多くありません。データが消失してしまうことは理解していても、対処方法が分からず諦めるしかないとお考えのご担当者様も多いのではないでしょうか。当社でも、お客様から『ユニバーサルアナリティクスのデータをバックアップできないか?』といったお声を頂戴しております。そうした背景から、株式会社ウェブジョブズとパートナー契約を結び、UAバックアップサービスを開始いたしました」

ユニバーサルアナリティクスは2023年7月にサービス終了、同年12月にはデータ自体が消失してしまう。分析、解析が重要となるサイト運営にとって、培ってきた情報が失われることによる損害は計り知れない。Web担当者の業務を万全にサポートするためにも、「UAバックアップサービス」を利用したバックアップ作業は急務となるはずだ。


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