Cafe24とアプラスが連携、Alipay+やPayPayなどECサイト決済手段の拡大へ
ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPAN株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャー:髙取伸一、以下「Cafe24 Japan」)と株式会社アプラス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嶋田貴之、以下「アプラス」)は、Cafe24とアプラスのコード決済サービスをシステム連携させることにより、Cafe24における「Alipay+(アリペイプラス)」、「PayPay」、および「メルペイ」を利用した決済サービスの提供を開始した。
Cafe24、決済サービスの増加へ
国内外へのECビジネスの展開を可能にするECプラットフォーム「Cafe24 Japan」と国内・海外の多様なQRコード決済をワンストップでカバーするサービスを提供する「アプラス」がシステム連携を発表した。システムを連携することにより、越境ECと国内ECそれぞれに合う決済サービスが活用できる。
越境ECを展開する事業者は中国や韓国、東南アジア諸国のユーザーが利用できる「Alipay+」が使えるためアジア圏消費者へのアプローチが可能だ。また、国内ECにおいても利用者の多い決済サービスである「PayPay」および「メルペイ」を提供できるためユーザーの増加が期待できるだろう。
ECサイト、利用する決済手段がない場合約60%が離脱
2022年7月6日SBペイメントサービス株式会社の調査(以下、本調査)によると、ECサイトでよく利用する決済手段として物販やデジタルコンテンツ問わず、2018年から2021年にかけてPayPayや楽天ペイなどのオンライン決済の割合が増加している(※1)。
またよく利用する決済手段がない場合、約60%の男女が購入せず離脱することも本調査で明らかとなっている。EC事業者はユーザーの決済手段についても注視する必要がありそうだ。
※1 出典元:【第3弾】最新のECサイトにおける決済手段の利用実態調査結果を公開
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