越境ライブコマース「anDo」サービス開始へ
株式会社GIFTVOX(本社:千葉市美浜区、以下「GIFTVOX」または「同社」)は、越境ライブコマースプラットフォーム「anDo」のリリースとともに、シンガポールに新会社GIFTVOX GLOBAL Pte Ltdを設立することを公表した。
ASEAN諸国にも展開予定
国内でライブコマースを手掛けているGIFTVOXは、越境ライブコマースプラットフォーム「anDo(アンドゥ)」のリリースとともに、シンガポールに新会社GIFTVOX GLOBAL Pte Ltdを設立することを公表した。同社は、2024年4月シンガポールにてサービス開始後、随時ASEAN諸国に展開していく予定だとしている。
◆同社がまとめるanDoの特徴
▷共同購入型プラットフォーム
SELLER(出品者)が目標販売個数を予め設定し、ライブコマース配信中に目標販売個数を達成すると販売価格が下がる仕組み。この機能がライブコマースの盛り上がりに寄与し、出品者にとっては多くの商品が売れる、購入者にとっては欲しいものが安く手に入るなど双方にメリットがある越境ライブコマースとすることが可能。
▷chatGPTを利用したリアルタイム翻訳
リリース当初は、日本からの配信および海外からの視聴を想定。chatGPTを利用したリアルタイム翻訳により、ユーザーは任意で選択した言語で字幕を表示させることができ、より手軽に配信を視聴することが可能だ。
▷SELLER(出店者)への越境販売フルサポート
越境販売を検討している国内メーカーに対して商品のディティールや魅力が伝わる映像送出を提供し、海外顧客に対するカスタマーサポート、越境配送サポートまでフルサポートを行う。
世界中の人々がリアルタイムにショッピングを共有
株式会社GIFTVOXの代表取締役社長、阪谷直己氏のコメント
「昨今、日本国内市場は少子高齢化・人口減少による国力低下に伴い購買力を表す実質GDI(国内総所得)は、減少が続いています。『anDo』は従来のライブコマースとは違い、より世界中の人々がリアルタイムにショッピングを共有し、楽しむことをコンセプトにした新しいECの形を提供します。『anDo』を通じて様々な日本の商品を世界に発信をして日本の魅力を伝え、世界の人々が手軽に購入できる仕組みを作ることで日本経済の発展・地方創生に繋がると信じております」
このように今回、国内でライブコマースを手掛けているGIFTVOXによって、越境ライブコマースプラットフォーム「anDo」がリリースされることが公表された。共同購入型プラットフォームであり、chatGPTを利用したリアルタイム翻訳が利用でき、越境販売がフルサポートされるものとなっている。EC先進国である中国をはじめ、日本国内でも広く活用が進んでいるライブコマースだが、ますます熱度を帯びる越境ECにおいて同社の新たなサービスが、どのような存在感を示していくか注目と言えそうだ。