「KOMOJU」を展開する株式会社DEGICA（本社：東京都武蔵野市、代表取締役社長：モモセ・ジャック・レオン、以下「DEGICA」または「同社」）は、Shopifyで構築したオンラインストアにおける「KOMOJU」の決済方法をリニューアルした。

Shopifyの決済画面上で直接注文完了

デジタル決済プラットフォーム「KOMOJU（コモジュ）」を展開するDEGICAは、2023年7月11日（火）よりShopify（ショッピファイ）で構築したオンラインストアにおける「KOMOJU」の決済方法をリニューアルした。これにより、購買者がクレジットカードで決済する際にKOMOJUの決済画面にリダイレクトされることなく、Shopifyの決済画面上での直接注文を完了することができるようになった。

同社は、今回のアップデートによってShopifyが公開しているペイメントAPIを「KOMOJU」で活用し、直接統合したことでリダイレクトを必要とすることなく決済が完了するため、購入者はストレスなく注文できると述べている。また、「KOMOJU」を導入しているShopifyマーチャントは、「カゴ落ち」によるリスクがより軽減されることになり、コンバージョン率向上に寄与するとのことだ。

なお、「KOMOJU」は、3Dセキュア2.0を実装しており、マーチャントは費用負担とすることなく、クレジットカード不正使用を低減できる高い安全性が担保されているとしている。

決済における体験をさらに向上

公表に際してShopify Japan株式会社カントリー・マネージャーの太原真氏は、次のように述べている。

「Shopifyでは、事業者が顧客向けに優れたショッピング体験を実現することを目指し、パートナー企業と提供する機能やサービス向上に日々取り組んでいます。この度のKOMOJUによるアップデートで、オンラインショッピングの決済手段として最も高い割合で選ばれるクレジットカード決済のプロセスをよりシンプルに完了できるようになることは、まさに当社がミッションとして掲げる『make commerce better for everyone』を実現する取り組みといえます。今後も決済における体験をさらに向上することで、事業者のビジネス支援に共に貢献できることを期待しています」

ECでの購入時において購入者が満足度を低くする原因として、たとえば決済画面がリダイレクトされることで決済完了までに時間を要することやリダイレクトされた画面上で個人情報の記入を求められるといった煩雑さがあげられる。せっかく購入者に購入意思があっても、そのような要因によっていわゆる「カゴ落ち」という脱落につながりかねず、マーチャントからは「スムーズな決済完了」が常に求められている。

そこで同社は、Shopifyマーチャントの要望に応え、顧客の利便性向上を図ることを通して売上向上を支援するために今回のリニューアル実施に至ったのだ。ECにおいてオンラインでの決済手段は、いうまでもなく切っても切れない存在であり、そこにおける利便性向上を通して、サービスの価値もさらに高まることになりそうだ。