オリコが『j-Grab Mall』の提供開始、金融機関顧客企業の越境ECを支援
株式会社オリエントコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯盛徹夫、以下「オリコ」または「同社」)は、ジェイグラブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田彰彦、以下「ジェイグラブ」)とビジネスマッチング契約を締結し、「j-Grab Mall」の提供を開始することを公表した。
越境ECをワンストップで代行
オリコは、ジェイグラブとビジネスマッチング契約を締結し、オリコが提携する地域金融機関の取引先企業に対して、海外向け商品販売をサポートする越境ECプラットフォーム「j-Grab Mall」の提供を開始することを公表した。
ジェイグラブが運営する「j-Grab Mall」は、中小事業者が手軽に海外向け商品販売を始められる越境EC販売代行サービスとなっている。「j-Grab Mall」の導入企業は、ショップの構築をはじめ、商品登録や翻訳、受注、決済、梱包、発送、顧客サポート対応を行う必要がなく、ジェイグラブが商品登録から受注、発送まで煩雑になりがちな業務をすべてワンストップで代行するという。
海外販路および売上の拡大を支援
今回の同社とジェイグラブとの提携では、越境ECへの参入を検討しているオリコの提携金融機関の取引先企業に対して「j-Grab Mall」の導入を推進するとのことだ。これにより、取引先企業の海外販路および売上の拡大を支援するとしている。
その上でオリコは、今回の取り組みに留まらず、地域経済活性化に資する金融商品の提供を通じた中小企業支援に取り組むと述べている。国境を越えて自社商品の販売・決済・配送などを行う越境EC。2026年の世界の越境ECの市場規模は640兆円超、つまり2019年の約6倍にまで成長するとも予想されており、ますます熱度を帯びる市場を前に、同社の支援策がさらに加速することになりそうだ。