国内No.1EC構築オープンソース「EC-CUBE」が「NEOlogi」と連携開始 海外へ向けた物流業務を簡略化する
物流代行サービス「NEOlogi」を運営する株式会社ネオ・ウィング(以下:ネオ・ウィング)は、国内No.1EC構築オープンソースである「EC-CUBE」との連携を開始した。
物流業務を大幅に効率化
NEOlogiとEC-CUBEとの連携開始によって、EC-CUBEでストア構築しているEC事業者は、海外発送に必要なインボイス等の書類作成や、通関手続き、海外の顧客からの配送問い合わせ対応など、海外向けの物流に関するサポート業務をすべてアウトソーシング可能となる。本連携によって、越境ECの課題である海外物流の大幅な簡略化とコスト削減が実現できるだろう。
また、両サービス間において出荷データ、商品データ、在庫データ、出荷完了データも連携される。
出荷指示を出す際は国内向け、海外向け、全地域から選択でき、海外出荷のみをNEOlogiにアウトソーシング可能。出荷が完了すると配送方法、トラッキング番号(追跡番号)、注文ステータスの更新も自動で反映、出荷完了メールも自動配信されるため、出荷作業を大幅に簡略化できるだろう。
在庫管理も倉庫に応じた運用が可能
在庫管理に関しても在庫自動反映機能によって、在庫自動反映のオンオフが設定できる。
NEOlogiをメイン倉庫として利用する場合は、NEOlogiの在庫データをデイリーで自動反映。自社倉庫との併用や海外出荷専用に利用する場合は、在庫自動反映をオフにすることでEC事業者の運営方法に合わせた在庫管理が実現する。
NEOlogiとの連携方法は、EC-CUBEが提供している「WEB API連携アプリ」を利用し、OAuth管理において活用可能だ。
NEOlogiは世界150カ国以上に出荷可能なクラウド型物流代行サービスであり、様々なECシステムと連携することより越境販売における物流の課題を解決している。EC-CUBEを利用しており、海外進出を検討する事業者にとって今回の連携は大きな後押しとなるはずだ。今後の動向に注目したい。