ROBOT PAYMENT「1click後払い」が特許を取得 カード支払いによって資金繰りを支援

ECのミカタ編集部

ROBOT PAYMENT、請求書カード払いサービス「1click後払い」にて特許を取得

株式会社ROBOT PAYMENT(以下:ROBOT PAYMENT)は、請求書カード払いサービス「1click後払い」の特許取得完了を公表した。

「1click後払い」と特許概要

「1click後払い」とは、売り手企業が発行した請求書を受領後、買い手企業がカード決済を選択できるサービスだ。1click後払いを利用することにより、請求書を送付した売り手企業に対して、ROBOT PAYMENTが買い手企業に代わって請求金額を支払う。

その後、買い手企業による実際のキャッシュアウトは、クレジットカード利用の場合、クレジットカード会社の支払いサイクルに合わせて最大60日経過した後に引き落としされる。

今回取得した特許概要については、以下の通りとなっている。

◆名称:情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
◆特許番号:特許第7323899号
◆内容:請求書のカード払いをクラウドで提供し、外部サービスと柔軟に連携できる
◆特許登録日:令和5年8月1日

中小企業の様々な課題に対処する

ROBOT PAYMENTは特許取得の背景について、以下のようにコメントしている。

「近年急速に変化を遂げた経済環境及び経営環境において、中小企業が直面する課題の中でも、デジタル化への適応力不足、業績や生産性の低迷、支援金・給付金の終了などが挙げられます。これらの課題に対処するために、支払い関連業務のデジタル化や資金繰り改善の重要性が増しています。一方、国内の事業者間決済(取引)は銀行振り込みが主流であり、個人間決済と比較すると、中小企業を中心にキャッシュレス化・DX化に遅れがみられます。こうした状況を受け、当社では2022年10月より銀行振込の請求書をカードで決済できる『1click後払い』を提供しており、この度特許を取得いたしました」。

「1click後払い」はクラウドサービスであるためにスムーズな外部連携を実現しており、請求書発行・受領するサービスなどに請求書カード払いの機能を付与できる。また、カード決済を活用した支払いの延長によって、未収や遅延のリスクが軽減され、キャッシュフローの健全性も高まる。今回の特許取得によって、「1click後払い」の普及がより加速することが期待されるだろう。


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