Webマーケティング支援サービスを展開しているECマーケティング株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：中山高志）は、コンテンツマーケティングを実施している企業のWeb担当者108人に対してコンテンツのリッチ化に関する意識調査を実施した。

コンテンツマーケティングの予算、月50万円以上

ECマーケティング株式会社が行った調査によると、コンテンツマーケティングにかける予算は全体で83.8％の企業が月50万円以上の予算を確保している。ビジネスモデル別にみるとBtoB企業では70万円～100万円未満、BtoC企業では50万円未満の予算感が最も多い傾向にあるようだ。

作成したWebコンテンツとしては、「お役立ち情報（55.9％）」「SEO記事（55.0％）」「企業情報（54.1％）」の順で多い。また平均文字数としては2000字～4000字未満の割合が半数以上を占める傾向にある。ビジネスモデル別で作成したWebコンテンツをみると、BtoB企業では「お役立ち情報（64.7％）」「企業情報（54.9％）」「SEO記事（51％）」の順でお役立ち情報に力を入れている一方で、BtoC企業では「SEO記事（60％）」「お役立ち情報（32％）」と圧倒的にSEO記事が多く集客に注力しているようだ。

リピート率に苦戦、Webコンテンツ制作の課題

Webコンテンツに図解イラスト、メイン画像などのクリエイティブを88.2％のWeb担当者が導入したいという。その一方で今後の課題については「リピート率が上がらない（50.9％）」「他社との差別化が難しい（45.4％）」「コンテンツの質が低いと感じる（42.6％）」が上位にあがっていた。ユーザーの興味をひき、関係性を構築できるコンテンツ作りに頭を悩ませる担当者が多いことが見受けられる。Web広告の併用やマーケティングを含めたWebコンテンツ制作を外部に委託するなど自社にあわせた対策が今後必要になってくるだろう。

調査概要

アンケート回答者：年商10億円以上でコンテンツSEO実施中の企業のWeb担当者108人（全国）
アンケート回答期間：2023/7/14～7/15
アンケート機関：ECマーケティング株式会社
アンケート方法：インターネット調査