越境ECモール運営・越境EC支援のZenGroup、楠根物流センターを新たに立ち上げ

ECのミカタ編集部

ZenGroup株式会社(以下「ZenGroup」または「同社」)は、新たな物流センター「楠根(くすね)物流センター」の運用を開始することを公表した。

拡大するECニーズに対応

ZenGroupは、新たな物流センター「楠根(くすね)物流センター」の運用を開始することを公表した。同社の越境ECにおける取引額が年々増えている現状と今後の成長見込みに対応し、既存の吹田物流センター、門真物流センター、東大阪物流センターに加え、新拠点を立ち上げるとしている。

新拠点である「楠根物流センター」を立ち上げることで、拡大する商品量に柔軟に対応し、世界の顧客に対して、安全かつ効率的な配送を提供することが可能となるとのことだ。

◆物流センター概要

・名称:楠根物流センター
・所在地:大阪府東大阪市楠根2丁目8-6
・延床面積:約4300㎡

新物流センターを最大限に活用

同社は、海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションボックスサービス(定期購入サービス)「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、海外プロモーション代行サービス「ZenPromo」を運営している。現在、会員数は190万人を超え、これまで世界174カ国へ600万点以上の商品発送を行ってきた。

同社の越境EC取引額は、23年6月期120億円(前年比17.6%増)に達している。それに伴い、扱う商品数も増加。このような状況を踏まえ、同社では新たな物流拠点「楠根物流センター」を10月1日より開設することとなったのだ。

また今後については、楠根物流センターの稼働により、成長と変化する市場に適切に対応していくとしている。加えて、来年以降にはフォワーディング事業の展開も計画しており、新しいビジネスにも柔軟に対応できる体制を整えていく予定だとした上で、今後の新たなビジネス展開において楠根物流センターを最大限に活用すると述べている。

同社は、今後も効率化のさらなる強化を図り、世界各地の多様な顧客のニーズに合致した物流ソリューションを提供し、日本の越境ECを広く支えていくとしており、同社の物流基盤がさらに強化され、ECビジネス展開とECビジネス支援も加速することになりそうだ。


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