株式会社トラストバンク（本社：東京都渋谷区、代表取締役：川村憲一）が、地域の“めいぶつ”を取り扱うECサービス「めいぶつチョイス」をオープン。既存商品に加えて、同サービスでしか購入できない特別な商品を“めいぶつプロデュース品”として販売していくという。

地域事業の活性化を促し、特産品の充実を目指す

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」の運営などを手がける株式会社トラストバンク（以下、トラストバンク）が、新たなECサービス「めいぶつチョイス」を「ふるさとチョイス」の姉妹サイトとして10月25日にオープンしたことを発表した。

「めいぶつチョイス」は自治体と協働して地域の“めいぶつ”を販売するECサービス。リリースによれば「地場産品を扱う地域事業者の支援を自治体と協働して行い、地域事業の活性化を促し、将来のお礼の品や地域の特産品の充実につなげること」を目指すという。

ここでしか手に入らない“めいぶつプロデュース品”

トラストバンクは「めいぶつチョイス」のオープンに先駆けて7つの自治体と「商品開発支援等の連携に関する協定」を締結。これまで連携協定を結んだ自治体や今後結んでいく自治体と協働し、既存商品の販売に加えて、他では購入できない商品を“めいぶつプロデュース品”として販売していくとしている（上の写真は北海道別海町「別海マスカルポーネチーズプリン」）。

同社の調べによれば、「ふるさとチョイス」へお礼の品を掲載している事業者のうち49％がWEB販路を保有しておらず、その一方で寄付者の65％が、もらったお礼の品を寄付だけではなく直接購入の方法でも手に入れたい意向があるという（※）。ふるさと納税事業で培われたネットワークやノウハウを活かし、全国の地域と消費者をつなぐ新たなサービスと言えそうだ。

※対象：ふるさとチョイス会員で、複数回同じお礼の品に寄付している3991名