「メルカリShops」が海外との越境販売を開始 商品を越境EC事業者を通して海外利用者へ向け販売可能に

ECのミカタ編集部

メルカリ、「メルカリShops」で海外との越境販売を開始

株式会社メルカリ(以下:メルカリ)は2023年10月30日より、Eコマースプラットフォーム「メルカリShops」にて越境販売を開始した。

越境EC事業者との連携が累計50社に到達

2023年10月30日より、「メルカリShops」の出店者が販売している商品を越境EC事業者を通して海外の利用者に販売できるようになった。

また、海外市場における越境販売の経路拡大に向け、新たに39社の越境EC事業者と連携し、越境販売での越境EC事業者との連携が累計50社に達したことも公表した。

以下、新たに連携した39企業の一部(英語表記時のアルファベット順)。

◆ANARKIA合同会社
◆株式会社アメリア
◆株式会社アルファジャパン
◆禹諾国際株式会社
◆株式会社EIKO LINE
◆AEL株式会社
◆ezbuy株式会社
◆株式会社MTL 等

かんたんに越境販売ができる環境を実現

「メルカリShops」で海外との越境販売を開始するにあたり、メルカリは以下のようにコメントしている。

「2023年2月新たに越境EC事業者との連携を拡大し、連携企業数は累計で50社となりました。これまでの連携によりGMVは着実に成長しており、今後もさらなる成長を見込んでおります。こうした状況を受け、この度、越境販売を『メルカリShops』にも拡大し、『メルカリ』の個人のお客さまだけではなく、出店者のみなさまも誰でもかんたんに越境販売ができる環境を実現いたします」。

経済産業省の調査によると、2021年の世界の越境EC市場規模は7850億USドルと推計され、2030年には7兆9380億USドル(年平均成長率約26%)にまで伸長するなど、市場の大幅な拡大が予測されている。

「メルカリShops」が越境販売に対応したことで、海外市場への販路拡大がより加速することが考えられる。国内市場で伸び悩んでいる方、これまで越境販売に乗り出せなかった方など、事業者が抱える様々な悩みを解決することが期待だろう。今後の動向に注目だ。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事