「メタ・ワールドフェス2023冬」、メタバースECとライブ配信を組み合わせる「メタバースライブコマース」企画を実施 

ECのミカタ編集部

メタバースで見て楽しんでその場で購入、これまでにないメタバースライブコマース企画の実施が決定!

Vma plus株式会社(以下:Vma plus)は、メタバースイベント「メタ・ワールドフェス2023冬」の企画として「メタバースライブコマース」を実施することを発表した。

メタバース空間とライブ配信を組み合わせる

「メタバースライブコマース」は、今回のイベントでしか手に入らない選りすぐりの逸品の魅力をメタバースならではの臨場感を最大限に伝える企画である。

ライブストリーミング配信とメタバース会場での遅延を約1秒未満にすることで、来場者はライバーによる商品紹介を視聴するだけでなく、リアルタイムでテキストチャットや「ライブシューティング」と呼ばれる投げ銭機能などの様々なアクションを用いライブコマースに参加できる。

配信中、ユーザーはメタバース空間を自由に散策できるため、気に入った商品をその場で購入可能。また、配信終了後はライバーがアバターでブースを訪問し、音声通話や文字チャットでの接客を通した販売を実施する。

メタバースを通じて日本の魅力を世界に発信

2023年12月に開催が決定した「メタ・ワールドフェス2023冬」は、日本の魅力をメタバースから世界へ発信するメタバースイベントである。物品販売や画像・動画展示が可能かつメタバース内で決済まで完了することのできる3Dブースを通じて、日本の食や自然や歴史に紐づく隠れた逸品を限定販売する。

◆開場:2023年12月12日13:00より
◆イベント実施日:2023年12月14日〜16日、各13:00〜20:00
◆閉場:2023年12月19日12:00
◆会場:マルチメタバースVma plus Station内のMeta ZIPANGにある特設会場
◆来場料:無料
◆主催:Vma plus株式会社
◆企画・運営支援:トランスコスモス株式会社

メタバースライバーを誕生させる

「メタバースライブコマース」の今後の展開について、Vma plusは以下のようにコメントしている。

「Webサイトや動画、SNSなどのデジタルマーケティングの機能や特徴を複合的に組み合わせることのできる独自開発のメタバース空間”Vma plus Station”で、インフルエンサーのその先の職業となる『メタバースライバー』を誕生させます。そして、メタバースを活用したコマースによる販売活動をブロックチェーンで行い、スマートコントラクトで結果をシェアすることを目指します」。

ライブコマースは世界各国で市場を拡大させており、日本国内においてもその認知度を徐々に高めつつある。ライブ配信は静止画やテキスト以上に商品の魅力を伝えられる上に、実店舗のようにリアルタイムで顧客の疑問点を解消できる。

Vma plusは今後、メタバース上で商品紹介を実施する「メタバースライバー」の誕生を目指すと述べている。メタバースECとライブコマースが融合すれば、これまで以上に臨場感ある商品訴求がオンライン上で実現するだろう。12月に実施される「メタバースライブコマース」企画の動向、結果に注目したい。


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