啓発サイト「なりすましECサイトに注意!」開設
クリスマス商戦に向けてECサイト事業者の対策をサポート
なりすましECサイト対策協議会は、ECサイト運営者の対策をサポートするべく、啓発サイト「なりすましECサイトに注意!」を開設した。
悪質な「なりすましECサイト」
「なりすましECサイト」は、実在するサイトの屋号や商標、サイト構成や使用画像などを模倣しているサイト。
近年、多くの消費者が「なりすましECサイト」の被害にあっており、商品代金をだましとられたり、模倣品や海賊版、購入しようとしたものと全く違う商品などを送り付けられたりしている。
これら「なりすましECサイト」による被害対策をおこなうべく、eコマース(電子商取引)サイトを運営する事業者を中心に、eコマースの関連団体・機関で構成されたのが、なりすましECサイト対策協議会。
今回なりすましECサイト対策協議会は、クリスマス商戦に向けて、ECサイト運営者の「なりすましECサイト」への対策を強化するべく、啓発サイト「なりすましECサイトに注意!」を開設。被害事例や対応策を公開した。
こんなサイトにご用心
啓発サイト「なりすましECサイトに注意!」では、「なりすましECサイト」の典型事例を公開。ECサイト運営者に向けて、対応策を提供している。
「なりすましECサイト」の典型事例には、「日本語が不自然」「振込先が個人名(外国人の場合が多い)」などがあるという。
また、「支払方法が銀行振込のみ」「問い合わせ先のメールアドレスがフリーメールアドレス」「特定商取引に関する表示があいまい」といったものも、注意が必要なようだ。
これら「なりすましECサイト」に対策せず放置しておくと、ECサイト運営者たちは、売り上げ減少や信用の失墜といった打撃を受けることに。そんなことにならないためにも、ECサイト運営者たちにとって、「なりすましECサイト」への対策は必須。
啓発サイト「なりすましECサイトに注意!」では、「なりすましECサイト」への対応策として、注意喚起や問い合わせ対応、削除要請などを提案し、捜査機関への情報提供を促している。