ヤマト運輸、年末年始における一部荷受け停止を発表 国際宅急便およびUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーについて

ECのミカタ編集部

ヤマト運輸株式会社(以下:同社)は、年末年始における国際宅急便およびUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーの荷受け停止について発表した。

2023年12月27日から2024年1月2日まで荷受停止

同社によれば、年末年始におけるフライトの一部運休や輸出入通関業務の休業に伴い、2023年12月27日から2024年1月2日まで、国際宅急便およびUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーの荷受けを停止する。対象国は世界約200カ国としている。

荷受け停止期間より前に預かった場合でも、送り状やインボイスに不備があり通関ができない荷物については、荷受け停止期間の終了後、2024年1月3日からの取り扱いとなるため注意したい。また、発送地域により荷物の集荷締切の時間が異なるため、各店にてあわせて確認しておく必要がある。国際クール宅急便は2020年2月7日から荷受け休止中だ。

国際宅急便とUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーの違いとは

国際宅急便とUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーは、ヤマト運輸のサービスかUPSのサービスかで異なる。

国際宅急便は、ヤマト運輸のサービスで世界の国々へ贈り物や商品等を送る場合にご利用いただける海外向けの宅急便で約200地域の国に対応している(※1)。UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーは、UPS社が運営するサービスで、荷物の大量発送などビジネス輸送に適しており、こちらも世界約200カ国以上の地域へ配送が可能だ(※2)。UPSを利用する場合は、ヤマト運輸と未収契約(掛売り契約)が必要となる。

※1出典元:国際宅急便国別ガイド
※2出典元:UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバー

年末年始に向けて日数に余裕を持った配送手続きを

今回、ヤマト運輸が年末年始による荷受け停止の発表を行ったが、年末年始に向けた荷受け制限が各社発表されるため、いずれも日数に余裕を持った発送を心がけたい。また国によって、休日も異なるため、取引先の年末年始事情も合わせて確認しておくといいだろう。

変更履歴:本文を一部変更いたしました。(2023年12月05日 16:20)


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