9割以上が「売上拡大にレビュー活用」は効果的と回答! EC事業担当者のレビュー活用に関する実態調査
株式会社ReviCo(以下:ReviCo)は、メーカー・小売業のEC事業担当者111名を対象に、EC事業担当者のレビュー活用に関する実態調査を実施、内容を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
調査概要
◆調査概要:EC事業担当者のレビュー活用に関する実態調査
◆調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
◆調査期間:2023年9月26日〜9月27日
◆有効回答:メーカー・小売業のEC事業担当者111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため必ずしも100にならない
9割以上の担当者がレビュー活用を効果的と回答
「売上を拡大していく上で、レビューを活用することは効果的だと思うか」について、「非常にそう思う」が36.9%、「ややそう思う」が55.0%という結果に。
また、「レビュー活用が効果的であると思う理由」については、「多数のレビューが集まることで購買を後押しできるから」が64.7%、「商品やサービス、企業への信頼性や信憑性が高まるから」が54.9%といった意見が上位に並ぶ。
レビュー活用に対する膨大なコストが課題か
「レビューを活用する上での悩み・課題」に関しては、レビュー依頼に手間がかかる・インセンティブのコストがかかる」が44.1%、「レビューの分析・効果測定に手間がかかる」が37.8%、「集めたレビューの表示に手間がかかる」が36.0%という回答が目立った。
レビュー活用は効果が高いと感じている一方、金銭面や労働面でのコストが現場の負担になっていることが伺えるだろう。また、その他の課題を自由回答で質問したところ、「コスト削減への苦労」や「精度が高いものを集めるのが難しい」「レビュー分類が大変」「ステマなどの洗い出しが難しい」といった内容が得られた。
サイト内への簡単なレビュー表示機能が求められる
「レビュー収集ツールに欲しい機能」については、「サイト内に簡単にレビューを表示できる」が58.6%、「同じ属性、悩みをもつ人のレビューを絞り込んで探すことができる」が44.1%、「良質なレビューを多く集めるための機能がある」が43.2%と上位に並ぶ結果に。
迅速かつ確実なレビュー収集が、現場で最も求められていることが伺える結果といえるだろう。
利便性の高いレビュー収集ツールが求められる
今回の調査では、メーカー・小売業のEC事業担当者ほとんどがレビューの活用が売上の拡大や信頼性の向上、CS改善など様々な効果を生むと認識していることが明らかになった。
その一方で、レビュー活用のためには「レビュー依頼の手間がかかる」「分析に時間がかかる」など多くの課題を抱えていることが判明した。
レビュー収集ツールに今後求める機能としては、「サイト内に簡単にレビューを表示できる」や「同じ属性、悩みをもつ人のレビューを絞り込んで探すことができる」「良質なレビューを多く集めるための機能がある」などがあげられており、これらの実装が各事業者の業務負担を削減し、さらなるレビュー活用に繋がることが考えられるだろう。効率的な施策実施のために、適切なツール選択がより一層重要となるはずだ。