オンライン販売支援サービス「W2 Staff Sync」がリリース 店舗スタッフの販売力をECサイトでも活用可能に

ECのミカタ編集部

W2、オンライン販売支援サービス「W2 Staff Sync」をリリース コーディネート・ブログ投稿やライブ配信などの機能を搭載 店舗スタッフの活躍の場をオンラインへ広げる新製品サービスが登場

W2株式会社(以下:W2)は、ECサイトと実店舗、店舗スタッフをシームレスにつなぎ、顧客体験の向上と売上の最大化に貢献するオンライン販売支援サービス「W2 Staff Sync」の販売を開始した。

オンライン上でも店舗スタッフが活躍できる

「W2 Staff Sync」は、コーディネート投稿やブログ投稿、ライブ配信などの機能が搭載されたオンライン販売支援サービスである。

オンライン接客に必要な機能が揃っているだけではなく、投稿コンテンツの管理といった、評価が難しいスタッフのオンライン上でのパフォーマンスを数値化し、スムーズに管理することができる。

「W2 Staff Sync」を導入することで、ECと実店舗をシームレスにつなぎ、店舗スタッフの活躍の場をオンラインへと展開。スタッフの接客力を活かし、顧客体験の向上と売上アップが期待できるだろう。

◆「W2 Staff Sync」サービスイメージ

ライブ配信からスタッフ評価まで幅広い機能を搭載

「W2 Staff Sync」の主要な機能については、以下一部を紹介する。

◆コーディネート投稿機能
専用アプリを通して、実店舗で働くスタッフがSNS・ECサイトへのコーディネート投稿を行う機能。顧客の商品選びなどに役立ち、顧客体験の向上と実店舗とEC双方の売上アップが期待できる。

◆ブログ投稿機能
専用アプリを通じて、実店舗スタッフがブログを投稿する機能。ECサイト上の商品情報だけでは伝えきれないリアルな情報を発信することで、顧客のファン化を促す。

◆ライブ配信機能
実店舗スタッフがリアルタイムのライブ配信を行う機能。ライブ感のあるコミュニケーションによって、顧客の購買意欲を喚起させる。

◆スタッフ評価機能
実店舗スタッフのECサイトへの売上貢献度を、個人別に把握することが可能。全国のスタッフの売上をランキング表示できるなど、これまでの不満を解消しながらモチベーションアップへと繋げる。

アパレル業界をより活性化させるサービスとして期待

現在は実店舗だけではなく、ECサイトでも商品を販売することが一般的となっている。特にアパレル等の小売業においては、実店舗スタッフの持つコーディネート力やセールストークなどを、オンライン上の販売でも活かしたいというニーズが増している。

一方、オンライン上での接客に対するスタッフの管理・評価体制が整っていないという理由から、戦略的な施策に取り組めないといった課題を抱える企業も少なくない。

今回リリースされた「W2 Staff Sync」は、事業者が抱くオンライン接客に対するニーズを満たすと共に、実店舗スタッフが活躍できる場を拡張した。適正な評価がされないことによるモチベーションの低下や、投稿作業の手間などを解消し、効率的かつ戦略的なオンライン販売が実現するだろう。

アパレル業界のEC化率は2022年には約22%に達しており、その市場規模は2兆5499億円にものぼる(※1)。EC市場をけん引する存在として、今後も重要度を増していくことが考えられるだろう。「W2 Staff Sync」はアパレル業界をより一層活性化させるサービスとして期待されるはずだ。

※1:参考「経済産業省」電子商取引に関する市場調査の結果


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