再春館製薬所の新ブランド「Lashiku」に「ecforce」を導入 オープンから2カ月で新規獲得基準をクリア

ECのミカタ編集部

株式会社再春館製薬所の新ブランド「Lashiku(ラシク)」で統合コマースプラットフォーム「ecforce」を導入

株式会社SUPER STUDIO(以下:SUPER STUDIO)は、株式会社再春館製薬所(以下:再春館製薬所)の新ブランド「Lashiku」へ、統合コマースプラットフォーム「ecforce」を導入したことを公表した。

再春館製薬所の新たなチャレンジに対応する要素が揃う

既存の構築システムは、再春館製薬所が提供するドモホルンリンクルを販売するためには最良の形になっているものの、商品の追加やシステムの変更をスピーディに実現することが難しい状態だったという。そのため、今回LashikuのECサイト構築にあたってはスピード感を重視し、既存のフルスクラッチのシステムではなくカートシステムを利用するに至った。

ecforceは、機能リリースの頻度が高く、最新の機能が常にアップデートされる。フルスクラッチのシステムとは異なり、トレンドを押さえた機能が定期的にアップデートされること、また、再春館製薬所の新たなチャレンジとして、定期販売でリピート購入を促進していくことを検討した結果、必要な要素が揃っているecforceの導入が決定したという。

オープンから2カ月で新規獲得件基準をクリアする

再春館製薬所では「自分らしく、素敵に年齢を重ねること」をグッドエイジングと表現し、この世界を実現するために新しい商品で新たなお客様にアプローチすることが必要だと考え、新たなブランド「Lashiku」をスタート。

ecforceの導入によって、新商品や新サービスの追加もスピーディーに対応。オープンから2カ月が過ぎた頃には、コンスタントに一日数10件の注文が入るようになっており、Lashikuを始めるにあたって基準としていた新規獲得400件もクリアした。

再春館製薬所はこれまで、能動的なリピート購入を促進してきたため、定期販売へのチャレンジについては社内でやや懐疑的な意見もあったという。しかし、Web広告の成果分析によってある程度の売上予測が立てられたため、まずは「まとめ買い」商品を展開して実績を作り、定期販売を実施する場合の売上予測とともに社内に提案することで、無事に定期販売を導入。これは、ecforceの導入で最速でPDCAを繰り返し、成果を出せたからこその結果だと述べている。

ecforceを導入したLashikuを第二の柱に育てる

再春館製薬所は今後の展開について、以下のようにコメントしている。

「グッドエイジング企業になるため、100万人のお客様とつながることを目標とした時に、その何割かは新ブランドのLashikuから生まれたお客様だという形を目指していきます。(中略)CRMの強化でリピート購入していただきつつ、商品やブランドをまたがったクロスセル、アップセルを実現できる流れを作っていきます。ecforceを導入したLashikuで、長年の課題であった新しいお客様との出会い方やその知見を蓄積し、ビジネスの第二の柱に育てていきたいです」。

再春館製薬所はecforceが提供するワンストップでLPやWeb広告の管理、成果まで可視化できる点なども評価しており、これからのブランド展開、商品訴求に大きく貢献することが期待されるだろう。今後の動向、発展に注目だ。


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