小学館のモール型ECサイト「LIFETUNES MALL」にecbeingが採用 出版社ならではのコンテンツを活用した買い物体験を提供

ECのミカタ編集部

ecbeing が小学館のモール型 ECサイトのプラットフォームに採用されました

株式会社ecbeing(以下:ecbeing)は、株式会社小学館(以下:小学館)が提供するモール型ECサイト「LIFETUNES MALL」の新たなプラットフォームに「ecbeing」が採用、リニューアルを実施したことを公表した。

小学館が発信するコンテンツも楽しめるECサイト

「LIFETUNES MALL」では、小学館が出版するライフスタイル誌や人気コミック作品のキャラクター商品を取り扱っている。

「人生を楽しい方へチューンする!」をテーマに、性別・年齢を問わず、多くの顧客へショッピングを体験を提供。商品購入だけではなく小学館が発信するコンテンツも楽しめるECサイトを目指している。

今回のリニューアルでは、それぞれのコンセプトを具現化すべく、サイト全体のデザインも一新。以降でそのポイントを紹介する。

◆モールinモールの形で複数ショップの商品を横断して購入可能
「LIFETUNES MALL」はサイトの中に4つのモールが入っており、さらにその中に複数のショップがあるというモールinモールという形のECサイトなっている。同一サイト内でモールやショップをシーム レスに横断し、ユーザーそれぞれにぴったりな商品を提供可能となった。

◆出版社ならではのコンテンツ活用
今まで紙面で訴求できていたコンテンツをWebサイトでも発信することを目的として、出版社ならではのメディアコマースサイトの構築を実現。モールの一つである「小学館百貨店」の中でコラムやエッセイ、インタビューなどのコンテンツでユーザーへ情報発信を行う。

AIを活用したレコメンド機能も搭載

今回のリニューアルでは、各ユーザーに適したおすすめ商品を提案する機能が実現。ecbeingが提供するAIレコメンドツール「AiReco」を活用しており、AIがユーザーの会員属性や行動を自動で学習し、それに基づいてショップを横断して各ユーザーに合った商品を選出する。

また、メディアコマースサイト構築にはecbeingが提供するのメディアコマースサイト構築ツール「UNITE」を活用しており、コラムやエッセイなど読み物ページに加え、EC サイト側の特集ページや商品詳細ページなどのリッチ化も実現。

CRMも活用し、各ユーザーに合わせたマーケティングや情報提供を行い、ユーザーが何度もサイトやコンテンツに訪れたくなる環境を作ることでファン化の促進を図る。

充実した各機能はECサイトの回遊性、顧客体験の向上に繋がることが期待されるだろう。出版社ならではコンテンツ活用がどのような成果を発揮するのか、今後の動向に注目したい。


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