佐川急便の再配達受け取りがファミリーマートで可能に 「ファミロッカー」を使用したサービスを1月22日より開始

ECのミカタ編集部

コンビニエンスストア初!大手宅配3社のサービスを取り扱い ファミロッカーで佐川急便の再配達時の荷物受け取りを開始

株式会社ファミリーマート(以下:ファミリーマート)は2024年1月22日より、オリジナルロッカー「ファミロッカー」において、佐川急便株式会社(以下:佐川急便)の再配達時における荷物の受け取りサービスを開始した。

佐川急便の再配達をファミロッカーで受け取り

「ファミロッカー」は、ファミリーマート店内に設置された、オリジナルの宅配ロッカーサービスだ。

ヤマト運輸と日本郵便が取り扱うサービスだけでなく、メルカリなどのフリマサイトを通じた荷物の発送や、AmazonなどのECサイトで購入した商品の受け取りなど、複数の事業者のサービスを一度に取り扱う。

ファミロッカーでは、佐川急便の再配達時における荷物の受け取り場所が新たな機能として追加された。利便性向上に向けたサービス拡大と、宅配業者による再配達業務の効率化への貢献が目的だという。

自宅に届いた佐川急便の「ご不在連絡票」等をもとに佐川急便のWEBサイト上で再配達手続きを行い、ファミリーマート店舗を選択すれば荷物の受け取りが可能となる(※1)。

※1:サービスやサイズ(重量)等の理由により利用できない場合あり

全国店舗への拡大を目指す

2023年10月からサービスを開始したファミロッカーは、現在1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の650店に設置が完了。自社専用のオリジナル宅配ロッカーを設置しているのは、大手コンビニエンスストアチェーンではファミリーマートのみとなっている。

自宅に宅配ロッカーが無い方、盗難リスクなどの不安から置き配指定ができないという方は少なくない。今回、ファミロッカーが佐川急便の再配達時の荷物受け取りを開始したことは、そうした方々の利便性を大きく向上させるだろう。

今後はライフスタイルの変化や、店舗での人手不足対応、物流2024年問題などを背景に、顧客の利用状況やサービス内容、店舗業務の省力化、宅配業者の業務効率化などの検証を行い、全国の店舗への拡大を目指すとしている。今後の動向に期待したい。


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