ecbeing、2023年流通総額が1兆2405億円を達成 各業界のEC参入、DX化の動きに合わせて実績を大きく伸長

ECのミカタ編集部

ついに1兆円を突破!ecbeing2023年流通総額が1兆2,405億円に

株式会社ecbeingは、EC構築プラットフォーム「ecbeing」(以下:ecbeing)の2023年の年間流通総額が1兆2405億円であることを公開した。

「ecbeing」最高額となる1兆2405億円を達成

2023年1月から12月の「ecbeing」の流通総額は、過去最高額となる1兆2405億円に達した。株式会社ecbeingは、流通総額を増加させた最大の要因は受注規模の拡大と分析する。

2023年は店舗を持つアパレル業界をはじめとする様々な業界・業態の顧客のECサイト、モール型やネットスーパーなどの大規模なECサイトの構築を幅広く手掛けた。「ecbeing」の導入も1600サイトを超えるなど、ビジネスとしての成長が顕著となった。

また、法人間取引でのDX化が大きく進んだことも要因の一つだという。各業界において、従来アナログ方式で行われていた受注業務をECサイトに移行させるDX化の動きが多く見受けられる状況において、「ecbeing」の実績も大きく伸長した。

総受注件数は8359万件を達成

「ecbeing」全ユーザーの総受注件数も年々増加の一途を辿っており、2023年は8359万件を達成した。

流通総額、総受注件数の増加はBtoC・BtoB共に、既存顧客のファン化に成功している企業が増えていることも大きく影響している。2023年、顧客各社はファン化のためのCRM施策でF2転換強化やLTV向上に注力しており、その中でもデータマーケティングツール「Sechstant」の活用で成果を出している企業が多数確認できたという。

こういった事例の他にもレビュー、SNS連携、動画やAIチャットボットといったトレンドに特化したサービス活用も、既存顧客のファン化に繋がったと考えられるだろう。

全方位的な支援を提供

2023年の結果を踏まえ、本年の展望について株式会社ecbeing代表取締役社長林雅也氏は以下のようにコメントしている。

「2023年、BtoCにおいてはWEB上での新規顧客獲得コストが増大し、店舗出店も過剰な状況となっており、更には生活者のオムニチャネル化が進んでいます。この厳しい競争環境の中で生き残るためには、Eビジネスを構築し、WEBとリアルのデータを活用してLTVを向上させる必要があります。そのため、データ活用の重要性がますます高まっています。今後も弊社のデータマーケティングツール「Sechstant」を中心としたデータ分析からその結果を活用した施策まで、全方位的な支援を提供させていただきます」

ecbeingは1999年のサービス開始以降、大手や中堅企業を中心に数々の導入実績を積み重ねていった。直近5年間の成長は著しく、年間流通総額を年々大幅に伸長させている。EC市場のさらなる拡大が期待されることから、より一層の成長が期待できるはずだ。今後の動向に期待、注目したい。


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