買ってよかったものと満足度を発表

日本通信販売協会（以下、ジャドマ）はこれまでとこれからの通販と題したテーマで2014年「通販で購入してよかったもの」ランキングを発表した。

複数回答方式でのアンケートで1位に選ばれたのは本・書籍が35.5％と唯一の30％越えとなり、人気の程がうかがえる結果となった。

2位のメンズファッション、レディースファッションが26.9％、3位のCD・DVDが23.0％とこちらも高い数値になり、通販で人気の商品カテゴリーである「娯楽コンテンツ系」「ファッション系」「家電系」「グルメ系」といったカテゴリーがベスト10を独占した。

満足度ランキングは？

購入してよかったものの中から単一回答方式で最も買ってよかったものの結果は旅行が44％で1位となった。

2位もゲーム・おもちゃ・ホビーと購入してよかったものでは圏外だったカテゴリーが上位となった。

この背景には1位の旅行のように「予想を上回る体験を得やすいもの」やゲーム・おもちゃ・ホビーの「没入感を味わえるゲームや趣味のもの」が満足感を得やすいのかもしれない。

つまり、満足度という点で見ると、見た目や感触など手にした時のイメージが比較的予想しやすい既製品よりも、旅行における体験や没入感を味わえるゲームや趣味の方がユーザーの満足感は高くなるといえる。