ショート動画を「ほぼ毎日見ている」割合は? LINEリサーチが全国の男女を対象にショート動画に関する調査を実施

ECのミカタ編集部

【LINEリサーチ】ショート動画を「ほぼ毎日見ている」割合は、若い年代ほど高い傾向

LINEヤフー株式会社(以下:LINEヤフー)が運営する「LINEリサーチ」は、全国の10〜60代の男女を対象に、普段ショート動画(※1)をどのくらい見ているか、また、ショート動画を見ている理由について調査、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
※1:YouTubeのShorts(ショート)やTikTokなど、1分程度の縦型の動画

調査概要

◆LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
◆調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
◆実施時期:2024年3月4日~6日
◆有効回収数:5257サンプル

◆出典元:LINEリサーチ ショート動画を「ほぼ毎日見ている」割合は、若い年代ほど高い傾向(LINEヤフー株式会社)
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある

10代で7割超がショート動画をほぼ毎日視聴

平日・休日を合わせて、普段ショート動画をどのくらい見ているか平均時間をヒアリング。

ショート動画を【ほぼ毎日見ている(※2)】人の割合は10代で7割超、20代で約6割、30~60代では3~4割台という結果に。若い年代ほど割合が高い現状が明らかになった。

また、1日あたりの見ている時間では「1日に1時間以上」が、10代で4割弱と最も高い割合。年代が上がるほどその割合は低くなり、40~60代では1割未満となる。

「週に1~3日くらい」見ているという割合は、年代が上がるほど高くなり、「ショート動画を見ていない」という人の割合は40代以上では2割超となった。ショート動画は比較的新しい動画ジャンルということから、若年層に好まれる傾向が見受けられるだろう。

※2:「1日に1時間以上」「1日に30分以上~1時間以上」「1日に30分未満」の合計

視聴理由のトップは「ひまつぶしになるから」

ショート動画を視聴する理由について、全体1位は「ひまつぶしになるから」が4割超という結果に。60代を除くすべての年代で1位となったが若年層ほど割合は高くなり、中でも10代女性では6割と突出している。

全体2位以降は「スキマ時間で見られるから」「気軽/手軽に見られるから」「おもしろい動画が見られるから」「気分転換になるから」が2~3割台で続く。

ショート動画は、短時間で見られるという利点からスキマ時間に気軽に楽しめるメリットを持っている。また、次々とおすすめされるためつい見てしまう、記憶に残りやすいといった点も特徴だ。本調査によってショート動画は若年層からの支持が厚く、トレンドなどの情報収集として見られれている状況も明らかになった。今後もさらに視聴者数を増やす可能性が高いショート動画市場の動向に注目したい。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事