ビルディ株式会社（以下：ビルディ）は、建設業者の電動工具調達における意識の変化について調査、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆2021年実施
▷調査期間：2021年4月21日～22日
▷調査方法：調査会社マクロミルによるインターネット調査
▷対象者：マクロミルのモニター会員、建設業を選択している方
▷年代：20代・30代・40代・50代・60代・70代
▷性別：男女不問
▷回収サンプル数：518

◆2024年実施
▷調査期間：2024年3月27日～28日
▷調査方法：調査会社マクロミルによるインターネット調査
▷対象者：マクロミルのモニター会員、建設業を選択している方
▷年代：20代・30代・40代・50代・60代・70代
▷性別：男女不問
▷回収サンプル数：518

◆出典元：【調査レポート】建設事業者で、実店舗よりネット通販を利用する人が３年の間に4.8％増加（ビルディ株式会社）
※2021年調査と2024年調査の調査方法および対象者等条件は同一

ネット通販を利用する人が4.8％増加

2021年と2024年を比較すると、実店舗よりネット通販を利用する人が4.8％増加。ネット通販の利用が全体的に増加傾向にあり、特に「ネット通販を利用することが多い」と回答した人の割合が増加している。

一方、完全にネット通販を利用しているグループは減少傾向にあり、消費者の間でバランスの取れた購入行動がとられている状況がうかがえる。これは、オンラインとオフラインの購入オプションが相互に補完的であることを反映しており、多くの消費者が柔軟に購入方法を選んでいるといえるだろう。

◆2021年

◆2024年

さらなる市場成長が期待

近年、新型コロナウイルス感染症の対策によって、実店舗よりもインターネットでの購入が安全とされ、ネット通販の利用が急増した。本調査によって、こうした影響は建設事業者にも普及、定着している現状が明らかとなった。

今後も建設事業者の間で、ネット通販の利用が拡大する可能性は十分に高いといえるだろう。幅広い業界、業種へネット通販が拡大するに伴い、さらなる市場成長が期待できる。今後の動向、発展に注目したい。