クレディセゾンが企業間決済カードでバーチャルカード番号を活用した購買管理機能の提供開始

ECのミカタ編集部

企業間決済カード「パーチェシングカード」にて バーチャルカード番号を活用した購買管理機能の提供開始

株式会社クレディセゾン(以下:クレディセゾン)は、自社が発行するパーチェシングカードにて取引先への支払いを柔軟、簡単、安全に行うことができるバーチャルカードソリューション「Mastercard In Control for Commercial Payment(マスターカード・インコントロール・フォー・コマーシャルペイメント)」(以下:本サービス)を活用した購買管理機能の提供を2024年5月23日より開始した。

ガバナンス向上、業務効率化を実現

本サービスは、クレディセゾンが発行する「Mastercardパーチェシングカード(親番号)(※1)」に紐づく子カード(子番号)として、導入企業が必要な時に一時的なカード番号であるバーチャルカード番号(VCN)を即時に発番ができる非対面取引専用の企業間決済サービス(※2)。

VCN毎に利用金額・利用回数・利用期間などの条件を設定できる上に、VCN発番時に請求書番号やプロジェクト番号などの情報付与が可能。導入企業はバーチャルカードの支払いに関するレポートを作成し、買掛金と照合することができるため、ガバナンス向上、請求書との突合作業における業務効率化を実現できるだろう。

※1:非対面での企業間決済に使用されるカードレス型コーポレートカード。
※2:VCN決済分の請求は紐づく親番号のパーチェシングカードに一括して請求される。

本サービス概要

本サービスの概要は以下の通り。

◆リリース日:2024年5月23日
◆対象顧客:クレディセゾン発行のMastercardパーチェシングカードを利用する法人顧客
◆商品概要

※画像元:企業間決済カード「パーチェシングカード」にて バーチャルカード番号を活用した購買管理機能の提供開始(株式会社クレディセゾン)

予算超過、不正利用の防止ニーズに対応する

クレディセゾンは本サービス提供背景について、以下のようにコメントしている。

「キャッシュレス決済の拡大に伴い、企業間の取引においては請求書のみならず、ビジネスカードを利用した取引も増加傾向にあり、特にWEB広告費やシステム利用料、仕入費などの高額取引にはパーチェシングカードが用いられるケースが多くなっています。一方でパーチェシングカードでは利用限度額が高額に設定されているため、従業員による予算超過の利用や不正利用を抑止する機能のニーズが高まっています」

こうした課題を解決しつつ、より利便性の高いキャッシュレス決済環境を提示するために本サービス提供は開始した。

◆法人向けバーチャルカード番号ソリューション(VCN)決済の流れ

※画像元:企業間決済カード「パーチェシングカード」にてバーチャルカード番号を活用した購買管理機能の提供開始(株式会社クレディセゾン)

クレディセゾンは引き続き、法人領域における様々なニーズに対応することでビジネスをサポートし、安心・安全なキャッシュレス社会の実現に向けて取り組む姿勢を見せる。請求書管理などの業務効率化にも繋がる本サービスの動向に注目したい。


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