ECサイト・ECモールのランキングまとめ。業界・ジャンル別に紹介

ECのミカタ マーケティング部

ECサイト・ECモールのランキングまとめ。業界・ジャンル別に紹介

この記事では、国内のECサイトやECモールを「売上」の軸でランキング化して紹介します。

海外の巨大サイトやファッションや食品など業界別のランキングを紹介するので、ネットショップ運営に携わっている方は、参考にご覧ください。

ECモールの売上・流通総額ランキング

最初に、2023年における売上高トップ3の国内のモール型ECサイトを紹介します。モール型ECサイトとは、Amazonや楽天市場のようなさまざまな店舗の集合体のECサイトを指します。

サイト名 運営会社
Amazon アマゾンジャパン合同会社
楽天市場 楽天株式会社
Yahoo!ショッピング LINEヤフー株式会社

言わずと知れた3社が日本国内のトップ3です。

以下、売上高と流通総額で3社を比較します。なお、展開する事業により複雑になるため、ここでは単純な順位付けはしていません。

アマゾンジャパンは、AWSなどEC以外の事業も含め、約3兆6,000億円もの売上高を計上しています。また、日本国内での流通総額(※ECサイトのサービス経由で発生した取引金額の総額)は推計7兆円規模です。(為替レートは1ドル=141円で換算しています。)

楽天は、インターネットサービスセグメントで約1兆2,000億円の売上高、うち楽天トラベルを含む国内ECは約9,000億円です。そして、流通総額は約6兆円規模とのことです。

LINEヤフーは、全体の売上高が約1兆8,000億円、うちコマース事業の売上高は約8,000億円です。国内EC事業の流通総額(取扱高)は約3兆3,000億円、国内ショッピングに限れば約1兆7,000億円とのことです。

出典:
Amazon.com 2023年度報告書
楽天グループ株式会社2023年度通期および第4四半期決算ハイライトに関するお知らせ | 楽天グループ株式会社
LINEヤフー株式会社 決算説明会 2023年度 通期及び第4四半期

ECサイト(自社運営)の売上ランキング

次に、自社運営のECサイトの2023年度の売上ランキングを紹介します。

BtoC-ECサイトの売上ランキング

BtoC-ECサイトの売上ランキングは以下のとおりです。

順位 主なECサイト名 運営会社 売上高
1 ヨドバシ.com ヨドバシカメラ -
2 ヤマダウェブコム ヤマダホールディングス 1,505億円
3 ビックカメラ.com ビックカメラ 1,434億円

※ヨドバシカメラは決算未公表ですが、公式サイトと通販新聞社の記事から2,000億円超と推計されるため、上位に掲載しています。

BtoC向けは、家電量販店が運営するECサイトが上位を占めています。家電量販店が運営するECサイトでは、家電に留まらず日用品や趣味関連グッズなど幅広い商品がラインナップされています。独自の物流システムを構築するなど躍進を続け、利便性の高さがユーザーからの人気を集めています。

出典:
通販新聞社 / 上位300社で7兆7888億円
2023年3月期決算短信|ヤマダホールディングス
2023年8月期決算短信|ビックカメラ

BtoB-ECサイトの売上ランキング

BtoB-ECサイトの売上ランキングは以下のとおりです。

順位 主なECサイト名 運営会社 売上高
1 ASKUL アスクル 3,738億円
2 MiSUMi ミスミ 1,720億円
3 BP PLATINUM 大塚商会 1,287億円

企業・法人向けにサービス提供するBtoB-ECサイトはDX化や働き方改革の流れから、近年、市場規模が拡大しています。主にオフィス用品を扱うアスクルと大塚商会、メーカーなどに向けて金型部品の販売をおこなうミスミがランクインしています。

出典:
2023年5月期決算短信〔日本基準〕(連結)|アスクル株式会社
2023年3月期 決算報告と今後の取り組み|ミスミグループ
2023年12月期決算概要|株式会社大塚商会

【業界・ジャンル別】ECサイトの売上ランキング

次に、業界・ジャンル別のECサイトの売上ランキングを紹介します。

ファッション・アパレル

ファッション・アパレル業界の売上ランキングは以下のとおりです。

順位 主なECサイト名 運営会社 売上高
1 ZOZOTOWN ZOZO 1,834億円
2 ユニクロオンラインストア ファーストリテイリング 1,338億円
3 ドットエスティ アダストリア 626億円

セール施策や多彩なブランド誘致で好調なZOZOTOWNがファッション・アパレル分野では1位です。実店舗とECサイトが一体となった販売戦略に強みをもつユニクロも、年々売上高を伸ばしています。

出典:
2023年3月期決算短信|株式会社ZOZO
2023年8月期決算短信|株式会社ファーストリテイリング
2023年2月期通期決算説明会資料|株式会社アダストリア

食品

さまざまな業態が入り乱れる食品業界は、総合スーパーなどのEC(宅食、ネットスーパー)のみの情報が少ないため、ランキング形式ではなく規模の大きなサイトを紹介します。

まず、オイシックス・ラ・大地が運営する「Oisix」は、2023年に1,151億円の売上を計上しています。宅配ミールキットと呼ばれる業態で、生協のパルシステムやヨシケイ等も有名です。

イオンやイトーヨーカドーのネットスーパーも規模を拡大させています。例えば、イオンは2022年度に750億円超を計上しています。

コロナ禍で売上を伸ばした企業が多く、引き続き高い伸び率で推移しています。

出典:
2023.3決算説明資料|オイシックス・ラ・大地株式会社
2023年2月期決算短信|イオン株式会社
2023年2月期決算短信|株式会社セブン&アイ・ホールディングス

化粧品

化粧品業界のECサイトの売上を比較するのは難しいので、ランキング形式ではなく規模の大きなショップを紹介します。

ファーマフーズの「タマゴ基地」や新日本製薬の公式オンラインショップ、ファンケルオンラインなどがよく知られています。いずれも売上規模は300億円以上の会社で、テレビCMなどでよく見かける商品を主力にして堅調に推移しています。

出典:
2023年7月期決算短信|株式会社ファーマフーズ
2023年9月期決算補足説明資料|新日本製薬株式会社
2023年3月期決算短信|株式会社ファンケル

ギフト

ギフト業界に関しては、ほかの業界に比べ特化したECサイトがそれほど多くないので、ギフトECの業界事情のみお伝えします。

「ギフトモール オンラインギフト総研」の2022年の報告によると、約半数のユーザーが総合ECサイトでギフトを購入していることが分かっています。

また、4人に1人がギフト特化型ECサイトを利用した経験があるそうです。

出典:ギフトモール、グループ全体の年間流通額が150億円を突破。『Giftmall』が「オンラインのギフト特化型ECモール」で認知度1位を獲得。|PR TIMES

家具

家具業界の売上ランキングは以下のとおりです。

順位 主なECサイト名 運営会社 売上高
1 ニトリネット ニトリホールディングズ 911億円
2 IKEAオンラインストア イケア・ジャパン 実店舗も含め、944億円(ECのみの売上高は非公開)
3 LOWYA(ロウヤ) ベガコーポレーション 163億円

取り扱う商品の価格帯が高水準で、1つの商品を長く使う傾向のある家具業界は、ほかの業界に比べるとEC化が進んでいない分野です。そのため、業界内でも低価格でサービス提供をしているニトリのECサイトは大きな成長をみせています。

出典:
2023年3月期 決算説明会|株式会社ニトリホールディングス
イケア・ジャパン株式会社 第22期決算公告|官報決算データベース
ベガコーポレーション、LOWYA事業の売上163億円 上期が低迷、巻き返すも微減|日本ネット経済新聞

【海外】ECモールの流通総額(GMV)ランキング

UNCTAD(国連貿易開発会議)の2020年の報告によると、海外のECモールの流通総額(GMV)ランキングは以下のとおりです。

順位 企業名 国名 流通取引総額
1 アリババグループ 中国 1兆1,450億USドル
2 Amazon アメリカ 575億USドル
3 京東(ジンドン) 中国 379億USドル

海外のECモール・ECサイトランキングでは中国とアメリカの存在感が際立っています。トップ10位のうち、アリババグループをはじめとした中国の企業が4つ、Amazonをはじめとした米国の企業が4つランクインしています。

日本の企業では10位に楽天グループがランクインしており、GMVは42億USドルです。

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越境ECサイトを含むEC市場シェアが高い国ランキング

次に、ECサイトの市場規模が大きい国のランキングを紹介します。経済産業省による「令和4年度 電子商取引に関する市場調査報告書」によると、2022年の国別EC市場シェアは以下のとおりです。

順位 国名 市場規模 割合
1 中国 2兆8,790億USドル 50.4%
2 アメリカ 1兆328億USドル 18.4%
3 イギリス 記載なし 4.5%

中国が約半数を占めており、中国でいかにECマーケットが盛り上がりをみせているかを示す結果となりました。なお、日本は第4位の3.1%です。

EC化率が高い国ランキング

EC化率が高い国のランキングも紹介します。EC化率とは、ECの市場規模が商取引全体の中で占める割合を指します。

順位 国名 EC化率
1 中国 45.3%
2 イギリス 35.9%
3 韓国 30.1%

ECモールランキングでも上位に多数のサイトがランクインする中国が1位となりました。2位のイギリスや3位の韓国も含め、これらの国ではEC化がとくに進んでいるといえます。

日本は12.9%で第9位。コロナ禍を経てECの利用率は大きく伸びたとされていますが、世界的に見ると日本のEC化率はまだまだ低いといえます。EC化率について、より詳しく知りたい方は以下の記事も読んでくださいね。

https://ecnomikata.com/ecnews/34844/

出典:令和4年度 電子商取引に関する市場調査報告書|経済産業省

番外編:ECサイトのさまざまなランキング

国内ECモール利用者数ランキング

国内のECモールにおける月間の利用者数(視聴者数)のランキングは以下のとおりです。

順位 モール名 利用者数(視聴者数)
1 楽天市場 5,104万人
2 Amazon 4,729万人
3 Yahoo!ショッピング 2,288万人

2位のAmazonと3位のYahoo!ショッピングの間に大きな差がついていることから、利用者数の指標においても楽天市場とAmazonの国内人気が高いことが分かります。

出典:ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポートによる オンラインモールのサービス利用状況を発表|ニールセン デジタル株式会社

国内ECモール出店数ランキング

次に、出店している店舗数が多いモール型ECサイトランキングです。

順位 モール名 店舗数
1 Yahoo!ショッピング 約120万店舗
2 Amazon 約40万店舗(推定値)
3 楽天市場 約5.6万店舗

出店数の指標では、Yahoo!ショッピングが群を抜いて高い結果となっています。これはYahoo!ショッピングの出店費用が無料であり、新規出店のハードルが低いことと関連していると考察できます。

出店数が多いということはそれだけライバル店舗が多いといえるので、出店数ランキングは出店者にとっての競争率を表しているランキングといってもよいでしょう。

出典:Amazon・Yahoo!ショッピングとの違いを徹底比較|楽天市場出店

ECサイトの売上アップのカギとなる支援事業者探しは「ECのミカタ」◎

本記事では、ECサイト・ECモールのさまざまなランキングを紹介しました。国内や世界規模でトップレベルの売上を誇るECサイト・ECモールは手の届かない存在だと感じてしまいがちですが、その運営方法や戦略、プロモーションのやり方を、部分的にでも取り入れることができれば、売上向上につながるかもしれません。

一方、ECサイトの売上を伸ばすためのアプローチは多岐に渡り、広範囲の分野における知見やスキルが求められます。自社のリソースだけで売上を伸ばしていくことが困難な場合は、ECサイト運営専門の外部事業者の力を借りることも有効な手段といえます。

自社にとってどんな事業者が必要で、どの事業者に依頼すればよいか分からない場合は、ECのマッチングサービスである「ECのミカタ」をぜひ活用してみましょう。厳選された優良な事業者の中から、自社に合った事業者を選定・紹介します。

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