生成AIが最適なインフルエンサーをレコメンド 「AnyTag」に新機能が追加

ECのミカタ編集部

インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」、生成AIで投稿画像やキャンペーン情報から最適なインフルエンサーをレコメンドする新機能を提供開始

AnyMind Group株式会社(以下:AnyMind Group)は、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」において、生成AIで投稿画像やキャンペーン情報から最適なインフルエンサーをレコメンドする新機能を提供開始した。

AIが最適なインフルエンサー選定を実施

今回提供される新機能では、AnyTag上のチャット画面にブランドや商品の訴求ポイント、ターゲット層、予算などのキャンペーン情報を入力するだけで、生成AIが最適なインフルエンサーを提案する。

また、画像をアップロードすることで、類似のトーン、画角、モチーフの投稿コンテンツを簡単に発見。これによって、フォロワー数などの数字によるフィルタリングだけでなく、投稿内容のトーンなどの曖昧な条件によるインフルエンサーの検索が実現する。

さらに、選定に必要な情報が不足している場合は、生成AIから追加の質問が来るため、やりとりを通じて高品質なインフルエンサーの選定を可能とする。

品質の高いキャスティングが可能

インフルエンサーの選定では、投稿スタイルや画像のクリエイティブといった数値化できないトーン&マナーが重視される。しかしながら、インフルエンサーを検索によって的確に利用することは困難だった。

新機能ではこうした課題に対し、生成AIを搭載することで定性・定量データを活用した、より精度の高いインフルエンサー選定を短時間で行うことが可能となった。

AnyMind Groupの竹本龍司氏は「今回のアップデートにより、AnyTagが保有する75万人のインフルエンサーデータのほか、9000件以上のキャンペーン実績データを用いて、より品質の高いキャスティングが可能になりました」と述べる。

より多くの企業が的確なインフルエンサーマーケティングを、これまで以上に気軽に実施できることになるだろう。新機能による効果、今後の動向に注目したい。


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