コーセー、全米1号店をロサンゼルスにオープン 日本の化粧文化をアメリカへ発信
株式会社コーセー(以下:コーセー)は2024年6月7日(アメリカ・現地時間)、現地法人・コーセーアメリカ(KOSÉ AMERICA, INC.)が管轄する米国・ロサンゼルスに直営店「Maison KOSÉ」をオープンした。
日本の化粧文化をアメリカに発信
「Maison KOSÉ」では、コーセー独自の商品やサービスを通じて日本の化粧文化をアメリカに発信する役割を担う。
「商品」「カウンセリング」「エンターテイメント」の3つをキーワードに日本の化粧文化を発信。コーセーの重点グローバルブランドである「コスメデコルテ」「雪肌精」「アディクション」などを一堂に集め、試してもらう場を提供する。
◆店舗名:Maison KOSÉ
◆所在地:400 S. Baldwin Ave. Suite 231 Arcadia CA 91007 The Shops at Santa Anita
◆オープン日:2024年6月7日(アメリカ・現地時間)
◆営業時間:10:00~21:00
◆取り扱いブランド:コスメデコルテ、雪肌精、アディクション、ジルスチュアート、インフィニティ、ONE BY KOSÉ、スティーブンノル、ネイルホリック、米肌、ソフティモ、マニフィークなど
「ビューティアトラクション」を提供
本店舗では化粧品の購入はもちろん、化粧品を使った「ビューティアトラクション」が楽しめる。
子どもから大人まで楽しめる、遊び心を取り入れた「メイク体験」や、肌診断機でスキャンした顔の3Dデータを受け取れる「肌診断体験」、役目を終えた化粧品から生まれた絵具での「スミンクアート体験」など、美容に関わる新たな体験を提供する。
いずれの体験も最新のテクノロジーを取り入れながら、コーセーが長年培ってきたカウンセリングを重視し、一人ひとりのニーズにきめ細かく対応。日本の化粧品の品質、サービスの価値を米国の顧客に直接訴求する。
※画像元:Maison KOSÉ 全米一号店をロサンゼルスにオープン (株式会社コーセー)
大谷翔平選手のVMD展開を実施
コーセーは米国市場での取り組みとして、コーセーアメリカ(KOSÉ America,Inc.)にて、一部百貨店などとの取引や自社ECを通じた市場開拓を進めている。
今回、米国における更なる認知度拡大を推進するため、コーセーの代表ブランドやサービスを揃えた直営店を、米国でも指折りのトレンドとカルチャーを発信するロサンゼルスに構えることで、コーセーの独自価値を発信するとともに米国市場の動向をキャッチする。
また、店舗オープン時にはコーセーがグローバル広告契約している大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース所属)のVMD展開を実施する。
コーセーは「ロサンゼルスを拠点に世界で活躍する大谷選手とともに、今後も顧客接点を創出しながら当社の独自価値を発信し、化粧品や美容を通じて世界中のお客さまの肌と心に潤いや彩りを提供していくことを目指します」と述べる。
気軽に化粧品が体験できる実店舗の存在は、商品価値を訴求する上で強力な存在となるだろう。本店舗をきっかけに、日本化粧品への注目度はさらに高まるはずだ。今後の展開に期待したい。