楽天、2024年エンタメ上半期ランキングを発表 上半期に人気を集めた漫画、音楽は?

ECのミカタ編集部

楽天、「楽天ブックス」「楽天Kobo」「楽天マガジン」「Rakuten Music」「Rakuten TV」の「2024年 エンタメ上半期ランキング」を発表

楽天グループ株式会社(以下:楽天)は2024年6月19日、運営する「楽天ブックス」「楽天Kobo電子書籍ストア」「楽天マガジン」「Rakuten Music」「Rakuten TV」を対象に集計した「2024年 エンタメ上半期ランキング」を発表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

人気コミック最新刊がトップ3を占める

「楽天ブックス」2024年上半期総合ランキングでは、1位「ONE PIECE 108」、2位「呪術廻戦 26」、3位「SPY×FAMILY 13」と、集英社の「週刊少年ジャンプ」および「少年ジャンプ+」連載中のコミック最新刊がトップ3を占めた。

※画像元:「2024年エンタメ上半期ランキング」を発表(楽天グループ株式会社)
◆集計期間: 2024年1月1日~5月31日
◆集計方法:「楽天ブックス」での販売数をもとに集計(予約販売を含む)

2024年度中に後継機種に関するアナウンスを行うことが話題となった、Nintendo Switchも8位にランクイン。

また9位には、宇多田ヒカルのデビュー25周年を記念した自身初のオールタイムベストアルバム「SCIENCE FICTION」がランクインした。「楽天ブックス」では、同作のジャケットデザインを使用した「楽天ブックス」限定配送パックでの配送も実施されている。

昨年総合ランキング1位の「呪術廻戦」が引き続きトップ

「楽天Kobo電子書籍ストア」2024年上半期総合ランキングでは、3期となる「死滅回游」のアニメ化が発表された「呪術廻戦」が1位に。2023年7月から2期である「渋谷事変」が放送された本作は、2023年の年間総合ランキングでも1位にランクインしており、安定した人気が続いている。

※画像元:「2024年エンタメ上半期ランキング」を発表(楽天グループ株式会社)

◆集計期間:2024年1月1日~5月31日
◆集計方法:「楽天Kobo電子書籍ストア」での販売数をもとにシリーズごとに集計※雑誌を除く

2位の「キングダム」は7月に映画の公開が予定されているほか、6位の「ハイキュー!!」も2月に映画化されたことで盛り上がりを見せるなど、映画やアニメなどの映像化を予定している作品や、映像化した作品の人気がうかがえる結果となった。

2024年にリリースされた楽曲は2曲のみ

「Rakuten Music」2024年上半期ランキングで1位を獲得したのは、テレビアニメ「【推しの子】」のオープニング主題歌として発表された、YOASOBIの「アイドル」。本楽曲は、2023年の年間ランキングでも3位にランクインしており、今年に入ってからも多くのユーザーに再生され1位を獲得した。

また、Ado、Mrs. GREEN APPLE、Official髭男dismなどといった実力派アーティストがトップ10入りする中、初めてランクインしたのがtuki.とOmoinotake。

tuki.の「晩餐歌」は、昨年9月に配信が開始されてからTikTokで話題となり、今年に入って一気に再生回数が上昇し3位にランクイン。Omoinotakeは、2021年にメジャーデビューしたスリーピース・バンドで、TBS系で放送された火曜ドラマ「Eye Love You」の主題歌として書き下ろされたセカンドシングル「幾億光年」が8位にランクインした。

※画像元:「2024年エンタメ上半期ランキング」を発表(楽天グループ株式会社)

◆集計期間: 2024年1月1日~2024年5月18日
◆集計方法:「Rakuten Music」有料プランでの楽曲ごとの再生ユニークユーザー数を集計※バンドルプランの再生数は除く

また、2024年にリリースされた楽曲のうちトップ10入りしたのは、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」とOmoinotake「幾億光年」の2曲のみ。他8曲は昨年以前に配信が開始された楽曲であり、「Rakuten Music」のユーザーは、新譜・旧譜に関わらず音楽を楽しんでいることがうかがえるランキングとなった。

2024年もすでに半年を経過しようとしている。下半期のトレンド動向に沿った施策検討に、本調査内容を活かしてみてはいかがだろうか。


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