年収1000万円以上のユーザーが最も利用するメディアは? 株式会社オトナル調査

ECのミカタ編集部

オトナル、マスとデジタルを横断した国内24メディアの利用実態の調査レポートを公開

株式会社オトナル(以下:オトナル)は2024年6月21日、国内24メディアの利用実態を取りまとめた「国内24メディア利用実態レポート」を公開した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆実施時期:2023年12月8日〜9日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆調査対象:15~69歳の男女
◆調査人数:10000人(人口構成比に準じてウェイトバック集計を実施)
◆調査元:株式会社オトナル
◆出典元:国内24メディア利用実態レポート(株式会社オトナル)

【本レポートで取り上げたメディア(五十音順)】
ABEMA/Amazon Prime video/Instagram/X(旧Twitter)/雑誌/新聞/Threads/TVer/Discord/Disney+/TikTok/テレビ/Twitch/ニコニコ動画/Netflix/Pinterest/Hulu/Facebook/ポッドキャスト/YouTube/U-NEXT/LINE/ラジオ/LinkedIn

月間利用率トップは「YouTube」

24メディアの利用率について、最も月間で高いメディアトップ3は「YouTube」「LINE」「テレビ」となった。

また、性別ごとのメディア利用動向を比較したところ「Instagram」「TVer」「Netflix」の3メディアは女性利用比率が高いことが判明した。

年収1000万円以上はFacebook比率が高くなる

職業別メディア利用実態ではLinkedIn、Facebook、雑誌の利用者はマネジメント職に多い傾向に。一方Discord、Pinterest、TikTokは学生に多く利用されていることが判明した。

また、利用者の年収別にメディア利用動向をみていくと、年収1000万円以上のユーザーの利用比率が高いメディアはFacebook、ポッドキャスト、新聞、Amazon Prime Videoであることが判明した。

一方で、300万円未満は全体の利用率が高く、中でもTikTokが突出していることが見受けられる。これはZ世代を中心とした若年層がけん引していると考えられるだろう。

ターゲットに応じたメディア選定を

オトナルは2024年3月に、朝日新聞社と共同で「PODCAST REPORT IN JAPAN 第4回ポッドキャスト国内利用実態調査」を公開。今回、同調査のデータを24種類のメディアの利用状況にフォーカス・再編集し「国内24メディア利用実態レポート」として発表した。

SNSを始めとした各メディアを通じた訴求は頻繁に実施されているが、それぞれの利用するユーザー層は明確に異なるといえる。そのため、想定するターゲットに応じたメディア選定が重要になるはずだ。

本調査内容は今後SNSマーケティングを実施する上で参考になる点が多いだろう。今後の施策検討の参考にしてみてはいかがだろうか。


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