コンテンツマーケティングで成果を出すには? リンクアンドパートナーズ調査
株式会社リンクアンドパートナーズ(以下:リンクアンドパートナーズ)は、3年以上コンテンツマーケティングを実施しているマーケティング担当者を対象に「BtoB/BtoC企業コンテンツマーケティングの比較調査」を実施、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
調査概要
◆調査対象:3年以上コンテンツマーケティングを実施しているマーケティング担当者
◆調査人数:521人
◆調査元:株式会社リンクアンドパートナーズ
◆出典元:BtoB/BtoC企業コンテンツマーケ比較調査(株式会社リンクアンドパートナーズ)
利用チャネルの上位3つは同じ結果に
「コンテンツマーケティングに使用しているチャネルはどれですか?(複数回答可)」と質問したところ、それぞれ以下の結果となった。
◆BtoB
▷自社サイト:59.8%
▷自社ブログ:36.1%
▷SNS:30.1%
◆BtoC
▷自社サイト:72.2%
▷SNS:43.9%
▷自社ブログ:31.4%
BtoCのほうが顧客との距離が比較的近い、SNSを積極的に活用している様子がうかがえる。
BtoBはBtoCよりも「ユニークユーザー数」を重視する
「コンテンツマーケティングのKPIはどのように設定していますか?(複数回答可)」については、1位のみ以下の通り異なる結果となった。
◆BtoB
▷ユニークユーザー数:41.4%
▷ページビュー数:38.7%
▷セッション数:35.0%
◆BtoC
▷ページビュー数:48.2%
▷ユニークユーザー数:42.4%
▷セッション数:35.3%
「ユニークユーザー数」と「ページビュー数」が入れ替わっており、それぞれで重視する点が若干異なることが見受けられるだろう。
成果を出すには「コンテンツの質」が重要
「コンテンツマーケティングで成果を出すために重要なことは何だと思いますか?(複数回答可)」については、「コンテンツの質」と応えた割合が両方ともで圧倒的となった。
2位以降の結果はそれぞれで若干異なるが、「コンテンツの質」が両方で50%を超えて1位になっている点は注目すべきだろう。
本調査ではコンテンツマーケティングに使用するチャネルはBtoB企業・BtoC企業の両方とも「自社サイト」「自社ブログ」「SNS」が上位を占めることが明らかになっている。これらチャネルを活用しつつ、「コンテンツの質」に注力することが成果を出すために重要であると考えられるだろう。