3割以上が「ポイ活」で年間◯万円相当以上のポイントを獲得 DIGITALIO調査

ECのミカタ編集部

ポイントサイト「ECナビ」、「ポイ活」に関する実態調査【2024年版】

株式会社DIGITALIO(以下:DIGITALIO)は2024年7月1日に「ポイ活に関する調査2024年版」の結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆調査対象:ECナビ会員
◆調査方法:WEBアンケート方式で実施
◆有効回答数:10232名
◆調査実施日:2024年5月11日
◆出典元:ポイントサイト「ECナビ」、「ポイ活」に関する実態調査【2024年版】〜3割以上が「ポイ活」で年間6万円相当以上のポイント獲得!〜(株式会社DIGITALIO)

5割以上の人が5年以上ポイ活を実施

ポイ活に対する意識については、9割以上が「貯めている」と回答。その中でも5割以上が「積極的に貯めている」と回答し、多くのユーザーがポイ活に対する意識が高いことが判明した。

ポイ活歴については5割以上のユーザーが5年以上、また4割程度が5年未満と回答。5年以上継続してポイ活を続けている一方、ここ数年で新たにポイ活を始めた方も多い状況が見受けられる。

コロナ禍以降、非接触のキャッシュレス決済の普及などデジタル化が進み、普段の買い物からスマートフォン一つで簡単にポイントが貯められるようになったのもポイ活ユーザーが増えた一つの要因かもしれない。また、最近では物価高騰の影響などもあり、少しでもお得に買い物をしたいという気持ちからポイ活を始めるユーザーも多いようだ。

幅広い手段でポイ活を行っている

月間獲得ポイントについては、月間1000〜5000円未満相当が約3割と一番多くなった。多くのユーザーが年間で、約1.2万円〜6万円未満相当のポイントを獲得していることになるだろう。

一方、全体の3割以上が、月間5000円以上相当を獲得していると回答し、中には月間で10万円以上相当を獲得しているユーザーも存在するようだ。

貯めているポイントの種類については、ECナビなどの「ポイントサイト」の利用が一番多く、次にdポイント、Vポイント、Pontaポイントなどお店が限定されない「共通ポイント」「クレジットカードのポイント」「店舗の独自ポイント」が並んだ。

スキマ時間に自主的にコツコツとポイントを貯めるポイントサイトから、日常の買い物で貯まるポイントサービスまで、一つに限らず幅広い手段でポイ活を行っている状況がうかがえるだろう。

物理カードからデジタルへ移行

ここ半年以内にデジタルではない物理的なポイントカードを利用したかを聞いてみると、2割以上が「カードタイプは使わない」と回答。

さらに、2022年に同社が実施した同様の調査データと比較すると「カードタイプのみを使う」と答えた人は24.6%から20.4%と4.2pt減少した。一方「カードタイプは使わない」と答えた人は16.5%から21.4%と4.9pt増えており、徐々に物理的なポイントカードからデジタルへ移行している状況が明らかとなった。

ポイ活は以前よりも身近な存在となっており、新しい節約手段として注目されている。ポイ活に関するコンテンツも多数登場しつつあり、より賢く効率的にポイントを獲得するユーザーも少なくない。実質的にお得な購買が実現するポイント訴求を通じた売上拡大、顧客獲得は有効な手段となるはずだ。


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