SGホールディングスG傘下のSGムービング、EVトラック対応の充電ステーション実証実験に参画
SGムービング株式会社(以下:SGムービング)は2024年7月2日より、ENEOS株式会社(以下:ENEOS)が開始する「EVトラックに利用可能な商用車向け共用充電ステーション実証実験」に参画する。
EVトラックの普及拡大に貢献
本取り組みは、株式会社ENEOSウイング(以下:ENEOSウイング)が運営する「新木場TS」(東京都江東区)において、EVトラックにも利用可能な商用車向け共用充電ステーションの実証実験を開始するものである。
商用車の電動化が進むことで物流業界が直面する「長時間の充電による時間の制限」「充電インフラへの投資負担」「基礎充電器設置スペースの制約」「EVトラック向けの経路充電不足」など諸問題の解決に対応。
最大全長10mのEVトラックにも利用可能な共用充電ステーションを設置し、物流業界が共同で実装実験に参画することでEVトラックの普及拡大に繋がるはずだ。
EVトラックが抱える課題解決、普及拡大に繋がる
共用充電ステーションには、2プラグ・最大出力90kWのハイパワー充電器が設置され、大型車両1台、もしくは全長5m以下の小型車両2台を同時に充電することが可能。
さらに、タブレット端末やPCから受付ができる事前予約制を利用することで、待ち時間の発生を防ぐことができる。
◆共用充電ステーションの利用イメージ
※画像元:EVトラック対応の商用車向け共用充電ステーション実証実験に参画(SGムービング)
SGムービングは事業を通じて脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進しており、現在17台のEVトラックを稼働し、CO2の排出量削減に努めている。
本取り組みへの参画によって、EVトラックが抱える課題解決、普及拡大に繋がることが期待される。実証実験の動向、結果に注目したい。