インスタント配達アプリ「Lalamove」が日本へ正式参入 東京23区でサービス開始

ECのミカタ編集部

インスタント配達アプリ「Lalamove」が日本へ正式参入、 迅速・手頃・確実な配送サービスを提供

インスタント配達アプリ「Lalamove(ララムーブ)」を提供する、Lalamove Japan株式会社(本社:香港、日本法人:東京都千代田区)は、2024年8月5日、東京を拠点として日本で正式に事業を開始したことを公表した。

12番目の市場進出となる東京

2013年に香港で設立され、グローバルに拠点を拡大しているLalamove社。同社が提供する「Lalamove」は、アジアとラテンアメリカ全域で事業を展開するインスタント配達アプリであり、配送サービスはスマートフォンアプリとWebサイトから利用することが可能だ。

Lalamoveのテクノロジーは、従来の配送サービスとは異なり、サービス利用者と即時配送に最適な配達パートナーをマッチングすることに重点を置いている。このマッチングシステムを用いて、24時間体制で個人や企業の様々なニーズに対し、迅速な配送ソリューションを提供。また、配送料金の即時見積もり、一拠点、及び複数拠点への配送、配送状況のリアルタイム追跡なども実現している。

物流業界の労働力不足解消に貢献

Lalamoveのドライバーオペレーション本部長であるギャリー・フイ氏は、本件について以下のようにコメントしている。

「日本は戦略的に重要な市場です。安定した経済とインフラを提供し、質の高いサービスを期待し、それに値するコミュニティがあります。(中略)当社のテクノロジーは、リアルタイムのGPS追跡、複数拠点配送、API統合などを通じて、物流業界にデジタル変革をもたらし、より迅速でシームレスな配送を実現し、中小企業の時間と費用の節約を可能にします。Lalamoveは、サービス利用者と配達パートナーの双方にシームレスな配送体験を提供し、物流業界の労働力不足解消に貢献します」

Lalamoveの配送対象は多岐に渡り、個人向けには、小さな物から大型家具まで、企業向けには、飲食物、eコマース、ファッション、卸売、電子機器、引越し、建材、イベントなど幅広い配送ニーズに対応している。

日本ではまず東京23区からサービスをスタートし、順次他の地域への拡大していくという。数多くの配送サービスのなかで、同社はそのテクノロジーによって日本でも新たなユーザーを開拓できるのか。その動向は注目を集めそうだ。


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