「届いてから払い」と「後払い.com」がクラウド型倉庫管理システム「COOOLa」とAPI連携を開始
後払い決済サービスを提供する株式会社キャッチボール(以下:キャッチボール)は2024年8月8日、提供するEC・通販向け後払いサービス「届いてから払い(※1)」「後払い.com」と、株式会社ブライセン(以下:ブライセン)が提供するクラウド型倉庫管理システム「COOOLa(クーラ)」とAPI連携し、本格運用を開始したことを公表した。
※1:ビジネスモデル特許出願中
データ転記ミスの減少など多数のメリット
「届いてから払い」「後払い.com」と「COOOLa」のAPI連携により、払込票、納品書、送り状、ピッキングリストなどが一体となった帳票の印字が可能となった。また、メリットとして以下の項目があげられる。
◆正確性の向上
一体型帳票により、異なる書類間でのデータ転記ミスが減少。一貫性のあるフォーマットで情報が提供されるため、エラーが発生しにくくなる。
◆時間の節約
データ入力や処理が迅速に行えるため、作業時間を大幅に短縮できる。また、確認作業やファイリングの時間も削減可能。
◆管理の簡便さ
一つの帳票にすべての情報が含まれているため、書類の管理がシンプルになる。必要な情報を一目で確認できるため、業務の流れがスムーズに。
事業発展へ向けた取り組みに活用
ブライセンが提供する「COOOLa」は、クラウド型の倉庫管理システム(WMS)である。豊富な基本機能に加えて顧客ごとに合わせた柔軟なカスタマイズ力を強みとして700以上の荷主に導入されており、3PL、小売流通、薬品・化粧品系、食品系、製造業など幅広い業種に対応可能だ。
一方、キャッチボールが提供する「届いてから払い」や「後払い.com」は、商品やサービスの提供を受けた後で支払いができる「後払い決済サービス」である。「商品がきちんと届くのか不安だ」「代引きだと宅配BOXを使えない」といった商品購入へのあしかせを取り除き、EC・通販事業者の売上アップに貢献する。
今回のAPI連携によって、データ処理や書類管理業務を大幅に削減することが可能となる。浮いた時間を売上向上のための施策検討など、事業発展へ向けた取り組みに活用できるだろう。