広告運用自動化ツール「Shirofune」、ECプラットフォーム「BigCommerce」とAPI連携

ECのミカタ編集部

広告運用自動化ツール「Shirofune」でECプラットフォーム「BigCommerce」API連携機能の提供を開始

株式会社Shirofune(以下:Shirofune)は2024年9月6日、広告運用自動化ツール「Shirofune」でEコマースプラットフォーム「BigCommerce」とのAPI連携機能の提供開始を公表した。

LTVやCPOを自動で算出・可視化

Shirofuneは「1日10分でプロ品質の広告運用」を実現する、広告運用自動化ツールである。

一方、BigCommerceは世界150カ国で55000のEC店舗が利用していると言われるEコマースプラットフォームである。

本連携によって、BigCommerceから収集した注文データを元に、Shirofuneの広告効果計測用パラメータ自動解析アルゴリズムを用いて各広告媒体やキャンペーン、クリエイティブごとのLTVやCPO(新規顧客の獲得単価)を自動で算出・可視化することが可能となる。同時に、それらのデータをベースにした広告運用の自動最適化も実現する。

自動で情報連携が開始

BigCommerceで取得したStore-level APIアクセストークンと、ストア名を設定画面で入力・認証するだけでShirofuneとのAPI連携は完了し、自動で情報連携が開始される。

売り上げデータのアップロード作業や他ツールの利用も不要。また基本的なutmパラメータさえ付与されていれば、新たなタグの設置やパラメータの付与等も不要で即時に利用可能となる。

BigCommerce等のECサイトの売り上げデータからCPOやLTVを算出し、広告運用の最適化に反映する作業や環境構築は、多くの知識や工数、複数ツール活用など、経験者でも難しい運用となるが、本機能によって、誰でも簡単にこの効果的な運用環境を活用できるようになるはずだ。

広告の費用対効果の向上も期待

従来の単発のCPAやROAS基準では、新規顧客だけでなく、広告を出さなくても購入する可能性がある既存顧客も混在した上での短期での評価や最適化となっていた。

しかし、BigCommerceのデータから算出するCPOやLTVといった長期実績、そこから導き出す予測LTVを基準にすることで、リピート見込みの高い新規顧客の獲得と売上増に繋がる評価や最適化を自動で行うため、広告の費用対効果の向上も期待されるだろう。

本連携はShirofuneの全ユーザー(無料トライアル中のユーザーも含む)であれば、追加利用料を必要とすることなく利用可能だ。新規顧客獲得と売上に繋がる広告運用を求める事業者は、本連携の導入を検討してみてはいかがだろうか。


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