「セキミキ・オンライン」にてオンライン試着サービス「wearcoord」導入

ECのミカタ編集部

セキミキ・グループ株式会社が運営するECサイト「セキミキ・オンライン」にてオンライン試着サービス「wearcoord」導入後2週間で1万回を超える試着体験を提供

株式会社wearcoord(以下:wearcoord)は2024年9月27日、ECサイトを運用するアパレル企業向けに開発しているオンライン着せ替え試着サービス「wearcoord」を、セキミキ・グループ株式会社(以下:セキミキ・グループ)が運営するECサイト「セキミキ・オンライン」にて導入したことを公表した。

画像からリアルなサイズ感を確認

オンライン着せ替え試着サービス「wearcoord」は、ECサイト上に「wearcoord」の試着エリアを埋め込むことで、様々なコーディネートが確認できるサービスである。

ユーザーは指スワイプ(スマホの場合)(※1)で簡単にコーディネートや着回し、ECサイト上に掲載されている商品画像を加工・登録し、画像により気になる商品のリアルなサイズ感を確認することが可能となる。

アパレル企業はwearcoordが発行する2行のタグを、ECサイトのソース内にコピー&貼り付けするだけで「wearcoord」を実装できる。

ECサイトを訪れたユーザーは気になる商品、欲しい商品に対して「実際に着用する場合はどんな着こなしをするか」を手元で自由に際限なく「オンライン上で自由に服を組み合わせ、コーディネート」を楽しむことができるようになる。

※1:スマホアプリではなくwebブラウザ向けに実装される機能となる。自社ブランドのアプリ上に実装をご希望のブランド様は別途問い合わせ。

※画像元:ECサイト「セキミキ・オンライン」にてオンライン試着サービス「wearcoord」導入(株式会社wearcoord)

導入から2週間で1万回以上の着せ替えが実施

2024年9月より「セキミキ・オンライン」の約90点の商品ページへ「wearcoord」を導入し、わずか2週間で着せ替え回数は合計1万回を超え、前年同月比ではwearcoord利用ユーザーの購入率は約3倍の数値を達成。さらに、導入後1カ月を経たずして、毎日100回以上の起動、1000回以上の着せ替えが行われた。

こうしたオンラインでの試着体験の仕組みの導入を通して、購入のハードルを下げオフラインしか購入していない顧客を誘導できればとセキミキ・グループEC事業部長の嶋内一紀氏は述べる。また、「セット率、客単価のUP」「UNISIZE等の色々なシステムとの連携」なども、今後「wearcoord」を通じて取り組む姿勢を見せた。

今後も継続的に新商品を追加し、組み合わせのバリエーションをさらに拡充させることで、より充実したサービス体験を受けられそうだ。

今後も新機能の実装を予定

「wearcoord」では今後、以下機能の実装が予定されている。

◆コーディネートをしたい、試してみたい商品、作成したコーディネートを保存できるクローゼット機能
◆店舗接客において試着をせずに服を組み合わせ、販売員の方々と会話・ビジュアルで確認しながら試着できる機能(店舗向けwearcoord)のリリース
◆任意の人物画像に着せ替えた服を着用させる機能


気になる商品のコーディネートや着こなしを手元で簡単に試せるようになることで、より多くの人がファッションを気軽に楽しむことができるだろう。アパレルECの可能性を広げるサービスとして、今後の展開に注目、期待したい。


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